2024_ 日本代表(WM最終予選)・・このゲームでも、中国戦(前半)と同様に、前半9分の(三笘薫と堂安律による!)絶対ゴールチャンスがあったからこそ、心を 平安に、観戦できた・・もう、アジアの「強化ディフェンス」は、人とボールの活発な動き(≒ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション)に支えられ た森保一ジャパンの敵じゃない・・(バーレーンvs日本, 0-5)
守田英正・・
このゲームじゃ、何といっても、この、「神出鬼没の忍者」を、採りあげざるを得ない。
別に・・
ゴールという視点で「も」、目立ちに目立ちまくったというだけじゃ、ないよ。
とにかく・・
絶対キャプテン遠藤航との、攻守にわたるコンビネーションが、素晴らしかったんだ。
まさに、森保一ジャパンの「重心コンビ」ってな感じ。
まあ、その守田英正だけじゃなく・・
フロンターレ発で、フットボールネーションへ巣立っていった(そして活躍する)ヤツら・・
そんな、遠藤航のパートナーとしての「忍者」は、フロンターレ輩出で、田中碧、旗手怜央もいる。
考えてみれば・・
風間八宏と、彼の「偉大なる後継者」鬼木達によって創造された(!?)ヤツらだ。
まあ、もちろん、彼らが、本場で活躍できるまでに成長した背景には・・
監督をサポートする優れたスタッフや、中村憲剛、大島僚太といった日本サッカー史に残る、優秀なチームメイトとの、大いなる「刺激の交歓」があったはず。
そんな、「環境が生み出した光り輝く結晶」としての、守田英正・・
とにかく、攻守にわたって、仕事(ハードワーク&クリエイティブワーク)を探しまくっていた。
そう、まさに、究極の「主体性プレー」を魅せつづけたんだ。
あまり長くならないように、守田英正については、こんなところで締めるけれど・・
とにかく・・
守田英正の、素晴らしい、カタチに囚われない、主体性(!!)パフォーマンスを強調したかった。
ということで、ゲーム・・
やっぱり、バーレーンは、中国戦の前半のような「基本的発想」で、ゲームに臨んできた。
しっかり人数をかけて守り、一発カウンターやセットプレーで「虎の子」をブチ込み、勝負に勝つ。
ということで、バーレーン監督のクロアチア人、ドラガン・タライッチは・・
日本の「組織的な仕掛け」に、ボール奪取プロセス(守備)イメージングの重点を、置いた。
そう・・
とにかく、森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、ボールがないところでのアクションの量と質をターゲットに、守備イメージングを鍛えてきたと思うんだ。
でも、結局は・・
そう、バーレーン守備は、ボールがないところで、森保一ジャパンに、やられてしまった。
鎌田大地の、素晴らしい飛び出しから奪った、先制PKにしても、追加ゴール、ダメ押し弾、「ダメダメ押し弾」、「ダメダメダメ押し弾」にしても・・
それにしても、61分に、守田英正がブチ込んだ、ワンツーからの3点目は、胸のすく一発だった。
あっと、また、その守田英正がブチ込んだ、日本代表の4点目も・・
ソコで魅せた、守田英正の、ボールがないところでの「動き」が、秀逸の極みだったっけね。
その経緯・・
遠藤航から、左サイドにポジショニングしていた三笘薫に、パスが出た・・
そのまま三笘薫が持ち込み、ゴール前へ、守田英正との「アイコンタクト」に誘われるかのように、正確で「優しい」ラスト・トラバース・クロスを送り込むんだよ。
もちろん、「そこ」には、走り込んでいた「忍者」がいた。
これもまた、胸のすく一発だったよね。
ホント、守田英正の、攻守にわたる大活躍は、記憶に残る。
ところで、皆さんも・・
ゲームのなかで、どんどん「変化(劣化!?)」しつづけた、バーレーン守備の「徹底アクション」に、お気づきになったと思います。
そう、ボールがないところでの、バーレーン守備の量と質の、大幅な「劣化」ね。
やっぱり、不確実ファクター満載のサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」なんだよ。
そう、バーレーン選手たちの、ボール奪取プロセス(守備)での「意識と意志ポテンシャル!」が、日本のゴールとともに、地に落ちていったんだ。
まさに、中国の後半のようにね・・
その他にも・・
後半になって登場したベンチメンバーの、大活躍(存在感アップ!)。
中村敬斗・・
その、「個の才能レベル」は、まさに天井知らず。
伊東純也・・
積極的なリスクチャレンジ姿勢が、チームに活力を与えた。
久保建英・・
やっぱり、日本を代表する天賦の才。
「中東」を相手にしても、その「個の勝負」は、どんどん充実していった(自信と確信レベルの進化&深化!)。
また、彼の左足から放たれる、勝負のタテスルーパスも、威力(魅力)満点だった。
というコトで、最後に・・
これまで、中国や中東とやるときは、彼らの「強化ディフェンス」に、苦労させられた。
でも・・
近頃は、そんな強化(高密度)ディフェンスをモノともしない、ボールがないところでの勝負アクションが、抜群の「存在感」を魅せている。
正確なスルーパスや、変幻自在のクロスなどなど。
そう、人とボールの活発な動き(≒ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション)に支えられた森保一ジャパン。
観ているコチラも、とても「平安な心」で観戦できるようになっている。
もう、森保一ジャパンの相手は、「世界」しかないということか。
あっと・・
そんな、平安な心理にしてくれたのは、中国戦の「前半」と、このゲーム前半9分の、堂安律が放った、ポスト直撃のダイレクトシュートだった。
そのビックチャンスを観ながら、思っていた。
・・そうそう、この最終勝負センスだよ・・
・・これが機能していれば、相手の強化ディフェンスだって、まったく怖くない・・
・・そう、中国戦のように、いつかは、ゴールをブチ込んでくれる・・
・・そんな、「心の平安」ね。
もう、アジアの「強化ディフェンス」は、日本の敵じゃない。
この二試合を観ながら、そんなコトを思っていた。