2025_J1_(変則)第14節・・リカルド柏レイソルの完勝・・それにしてもマリノス・・「サイコロジカル」という視点で、しっかりと闘えていないのは、たしかな事実だろうね・・(マリノスvsレイソル、0-2)

リカルド・ロドリゲス・・

サスガだね~・・

とにかく選手たちが、例外なく、攻守ハードワークを、探しまくっている。

そう、ホンモノの主体性プレー。

特に、ボール奪取プロセス(守備)において、もっとも重要ファクターである、チェイス&チェック(寄せ)が、忠実でダイナミック。

単なる印象だけれど、その仕事量は、マリノスの倍!?

まあ、そんなコトはないだろうけれど・・

とにかく、ボール奪取プロセス(守備)におけるチェイス&チェック(寄せ)の、ダイナミズム(闘う意志)が、ハンパないんだよ。

その勢いは、後半ロスタイムになっても、大きく(!?)減退する雰囲気は、なかった。

そこが、すごい。

もちろん・・

そんな展開だから、レイソルが、イニシアチブを掌握するのも、自然な成り行き。

そして、そんなゲーム展開が、最後の最後までつづいちゃうんだ。

いや、対するマリノスも・・

後半の押し詰まった時間帯では、やっとボール奪取プロセス(守備)の勢いが高揚したことで、イニシアチブを掌握し、何度か、ゴール機会も創りだしたっけ。

でも結局は・・

マリノスの、ホンモノの復活は、いつになるんだろ~~・・

そんなゲームを観ながら、つくづく、そんなコトに思いを馳せたモノさ。

ところで・・

レイソルの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の実効レベルと、実際のゴール機会。

前半では・・

前からプレスを仕掛けるレイソルが、マリノスの自滅ミスを誘発し、二度、三度と、完璧なゴール機会を創りだしちゃう。

でもレイソルは、そんなゴール機会を、リードにつなげない。

そんなトコロにも、レイソルの強さが、まだまだ「ホンモノの勝者メンタリティーの域」までは、至っていないっちゅうことか。

逆に後半の押し詰まった時間帯では、マリノスが、イニシアチブを握るシーンもあった。

でもレイソルは、そんな煮え切らない雰囲気のなかでも、しっかりとゴールを決めた。

それは、リカルド柏レイソルの、ホンモノの強さの証明だった!?

いや、というか、この試合では・・

マリノスの不調の方が、目立つといった方が、正しい評価かも。

とにかく、マリノスが、「数字的にも」完璧に、レイソルの後塵を拝していたという厳然たる事実があるんだよ。

そんな「事実」のバックボーンは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)の内実にあり。

たとえば、最前線の、チェイス&チェック(寄せ)の内実。

マリノスは、その視点での、レイソルとの「実効アクションの明確な差」については、まったく言い訳できない。

あのように、レイソルの後方から、フリーでタテパスを通させちゃうなんて・・ネ。

とにかく、マリノス・・

選手たちが秘める「実力」の、単純総計という視点じゃ、リーグでもトップクラスであるコトは、誰も否定しないでしょ。

あっと、その「実力」だけれど・・

フィジカル&テクニカル&タクティカルという視点でね。

でも、「サイコロジカル」という視点じゃ・・

誰が観ても、しっかりと「闘えていない」っちゅう結論になるに違いありませんよ。

それって、「意志」の問題だからね。

まあ、その視点でも、マリノスの復活を、願わずには、いられない筆者なのであ~る。