2025_J1_第26節・・ものすごくエキサイティングな勝負マッチ・・堪能した・・(レッズvsグランパス、2-1)

マテウス・サヴィオ・・

この試合については、彼からハナシをはじめようかな。

というのも・・

シーズンがはじまった当初は、レイソル時代の、攻守にわたる超絶ダイナミズムが、かなり「落ち着いてしまった」ってな印象の方が強かったからね。

そう、レッズに移籍した最初の頃の彼は、とても「遠慮がち」にプレーしていたんだよ。

・・結果が欲しい・・でも、失敗はしたくない・・だから、まず安全プレーを・・

・・等など。

そんな心理プレッシャーが、彼のプレーを、「小粒にして」しまった!?

まあ、そんな側面がなきにしもあらずだったというコトか。

でも、そんな彼も、時間の経過とともに・・

変に、パフォーマンスを「揺動」させることなく、自信と確信レベルをコンスタントに高めていった。

攻守にわたる積極的&攻撃的な「プレー姿勢」が、とても安定して、進化していったんだよ。

・・というか、ようやく、彼本来の「プレーイメージ」を体現できるようになったということだね。

選手の移籍だけれど・・

新しいチームのなかで、真の意味で「認められる」までには、大きな紆余曲折があるのが当たり前。

そこでの心理的ファクターとして、自分自身の「意志」が、どうしても「受け身」気味になってしまうモノだという事実がある。

才能あふれるマテウス・サヴィオも、例外じゃなかったということサ。

でも、ここにきて・・

そんなマテウス・サヴィオが、本来の(!?)自由な(解放された)マインドを取り戻しつつある!?

ダゾン解説の南雄太が、そんなニュアンスの内容をコメントしていたけれど・・

ここでいう自由、それには・・

マテウス・サヴィオが、攻守ハードワークを絶対ベースに、リスク・チャレンジをつづけたからこそ、自分自身を「何か」から、本当の意味で「解放」させられたっちゅう意味が込められている。

そう、攻守にわたる激烈な「リスク・チャレンジ」によって自分自身を「解放」していったんだ。

サッカーは、究極の心理ボールゲームなんだよ。

マテウス・サヴィオのマインドは・・

・・オレは、これをやる、なんか文句あるか?・・

そんな、エゴイスティックな意志を前面に押し出せる「まで」に高揚したからこそ、ホンモノの「自由」を手に入れられたと思うわけサ。

もちろん、そんな「心の進化」のバックボーンには、彼が、ボール奪取プロセス(守備)でも、しっかりと主体的に、積極的&攻撃的にハードワークを探しまくれているというコトもある。

だからこそ彼は、チーム内で、自分のパフォーマンスに対する相互信頼が、醸成されてきているコトを、心の底から体感できるようになったということだね。

あっと・・

ものすごくエキサイティングな勝負マッチになった試合だけれど・・

両チームともに、攻守にわたって、ギリギリの「意志のプレー」をブチかまし合った。

そう、グラウンド全面にわたって、ものすごくハードな「局面デュエル」が繰り広げられたんだ。

なかには・・

そう、明らかにファールと思えるようなシチュエーションも、チラホラと見受けられた。

もちろん、そんなギリギリの「コンタクトプレー&局面デュエル」が、このゲームのエキサイティング要素を増幅したことは、たしかな事実ではあったし・・

ホイッスルが最小限(!?)に抑えられたことによって、ゲームが、「変に途切れず」、スムーズに連続していったことも、たしかな事実ではあったけれど・・

どうなんだろうね・・

わたしは、やっぱり、コンタクトプレー、ペナルティーエリア内でのハンド(そのルール成文の内容ネ)については、これからも、多くの紆余曲折があるって思っているんだ。

特にハンドについては、「24節のアビスパvsサンガ戦コラム」も、ご参照あれ。

ということで、今日は、こんなところでした。