2025_日本代表(親善)・・積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)が素晴らしく機能した・・また後半の選手交代がブチかましたポジティブ変容(森保一のスーパー采配!)についても・・(日本vsボリビア, 3-0)
このゲームからピックするテーマだけれど・・
やっぱり、ボール奪取プロセス(守備)の素晴らしい実効かな・・
何せ、相手は、ポゼッションでも世界レベルのボリビアだからネ。
そんな強者から、しっかりとボールを奪い返しつづけたコト(特に前半ネ)こそが、この大きな成果の絶対ベースだった。
チーム全体が、守備アクション(互いのイメージング)を、有機的に「シンクロ」させ、素晴らしく組織的なボール奪取プロセス(守備)を魅せたんだ。
そして、ガーナ戦同様に、「世界」に対して、存分に抗していける「強さ」を、際立たせた。
その、「強さ」を支えた絶対的バックボーンこそが・・
そう、個々のアクションが、一つの生き物のように「シンクロ」しつづける、プレッシングベースの組織ボール奪取プロセス(守備)だったっちゅうことサ。
このコラムで、そのテーマを中心に据えようと思ったのは、何といっても・・
そう、前田大然の、スーパーダイナミックな、チェイス&チェック(寄せ)と、突出したダイナミズムの局面デュエル。
それが、あまりにも強烈だったから、自然と、そんな、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)が、アタマを占拠していたっちゅう次第。
素早い攻守の切り替え(トランジション)、瞬間的にブチかますチェイス&チェック(寄せ)、そのアクションに、ものすごく忠実&クリエイティブに「連動」しつづける、次、その次のプレッシング。
もちろん、マーキング&カバーリング等、ボールがないところでのアクションの量と質も、素晴らしい。
そして最後に目立っていたのが、最終ラインがブチかましつづけた、とてもクリエイティブ(創造的)な、最後の半歩というファクター。
そう、相手の仕掛けに対する、創造的で、正確な「読み」だよね。
あっと試合・・
そんな抜群のボール奪取プロセス(守備)を魅せつづけ、イニシアチブを握りつづけた森保一ジャパンだったけれど・・
そう、後半になって、ボリビアの、優れたポゼッション能力に、「後追い」になるシーンが増えた。
それは、言わずもがな、なんだけれど・・
ボール奪取プロセス(守備)での熱量(チェイス&チェックと強力プレッシングカバーリング)が、徐々にダウンしはじめていたという事実。
でも、そんなタイミングで(後半22分あたり)、森保一の「勝負感性」が、光り輝くんだ。
そう、彼は、上田綺世、中村敬斗、町野修斗を、一挙にグラウンドに送り込んだんだよ。
まさに、スーパーな采配ではあった。
そして、日本代表のボール奪取プロセス(守備)の熱量が、蘇っていった。
そこまで、ボリビアは、かなりイニシアチブを握っていた。
だから彼らは、その選手交代によって、森保一ジャパンの「意識と意志と意地パワー」が、何倍にも増幅したことに、面食らっていたに違いない。
そうなんだよ・・
まさに「変化に富んだ生き物」とも形容できるサッカーゲームでは・・
常に、どんな変化にも、柔軟に対応できるだけの「イメージ資産」こそが、勝者メンタリティーの絶対バックボーンなんだ。
わたしは、このゲームの流れの「変容」を観ながら、すぐに「E-1決勝」のことを思いだしていた。
そう、ボリビアは、「E-1決勝」の韓国と同様に、面食らい、そんな「ゲームの流れの変化」に、ついていけなかった。
そして町野修斗の、追加ゴールを食らってしまったというわけだ。
まあ、確かに・・
上田綺世の、スピアヘッドとしての抜群クオリティーのプレーは素晴らしかったし・・
その上田綺世から、ラストクロスをもらった中村敬斗が魅せた、抜群に「美しい」3点目もあった。
その「美しさ」には、もう、鳥肌が立ったっけね。
あっと・・
ということで、南米の雄の一角、ボリビアまで、スリーゴール&ゼロ封してしまった森保一ジャパン。
もちろん、これからのW杯本大会までの期間において、チーム力(フォーム)を最高レベルへと引き上げていくプロセスでは・・
選手選考、戦術的な調整、心理マネージメント等など・・
さまざまな紆余曲折が控えているはず。
でも、森保一をサポートする、優れた協力者(レジェンド・コーチ連中ね)も含めて、彼らの協力作業が、素晴らしいハーモニーを奏でるシーンが、クリアに、アタマに浮かぶよ。
さまざまな、チーム内での(表面的には)ネガティブに見えるストラグルだって、彼らならば、その現象を、常にポジティブに変容させ、前向きに活用しちゃうに違いない。
期待が、大きく膨らんでいく。
そう、ワールドチャンピオンを夢見てネ。
わたしは、「なでしこ」がワールドチャンピオンになったゲームを、フランクフルトで、直に観た。
もちろん、その大会は、最初から最後まで、見届け、レポートしつづけた。
そのコラムシリーズについては、「ここ」から拾ってくださいネ。
とにかく、その感動が、強く、強く、思い出に残っている。
だから森保一ジャパンには、そんな感動を、もう一度・・
なんてね・・
あっ、スミマセンでした。
