2025_J1_第35節・・両ゲームでは、ホントに一人の例外もなく、全員が、主体的に、攻守の仕事(ハードワーク)を探しまくっていた・・まさに最高のプロサッカーのプロモーションだった・・(アビスパvsベルマーレ、1-0)(アルビレックスvsヴィッセル、2-2)

ギリギリまで、全力でせめぎ合った両マッチ・・

四チームは、それなりに「大きな」モティベーションを背景に、闘った。

ベルマーレは、勝たなければ、そのまま降格が決定する。

アビスパは、引き分け以上で「残留」を決められる。

ヴィッセルは、言うまでもなく、リーグ優勝を目指している。

そして、既に「降格」が決まっているアルビレックス・・

彼らの場合は、プロサッカー選手として、また立派な個人事業主(社会人)としての「意地」!?

そこでの、微妙な、実利的、そして、心理・精神的なバックボーン・・

それは、社会生活という心理ベースに鑑(かんが)みれば・・

ソコで全力を出し切るコト・・

それは、自分自身の、社会的(家族的!?)な価値(意地)を懸けた闘いとも言えるかもしれない。

ということで、今日は、両マッチを、そんな視点で、体感することにしたっちゅうわけだ。

そして観はじめてすぐに・・

四チームのプロ選手たちが、一人の例外もなく、まさに意地で、「全力を出し切って闘い切ろう」としているというオーラが放散されているのを感じた。

それは、感動に近い感性だった。

もちろんサッカーそのものの戦術や、プレー内容における、とても錯綜した、偶然と必然ファクターの絡み合いは、あった。

でも、わたしは、やっぱり、選手たちの、攻守にわたる「主体的な闘う意志」というファクターに、注目せざるを得なかった。

彼らは、全員、ホントに一人の例外なく、主体的に、攻守の仕事(ハードワーク)を探しまくっていたんだ。

そして思った。

結果とは別に、選手諸君、監督も含めたベンチスタッフ、チーム関係者の皆さんに対して・・

同じサッカー人として、心からの称賛と感謝の拍手を、おくらなきゃいけない・・

・・こんなスーパーに濃い(ギリギリの闘いが満載の!)サッカーは、まさに、プロサッカーのポジティブな将来へつながる、最高のプロモーションじゃないか・・

そして・・

アルビレックスは、最後の最後に、「意地の同点ゴール」を叩き込んだ。

またベルマーレは、最後の最後に、PKを取られて負けてしまい、降格が決まってしまった。

それでも、そんな結果とは関係なく・・

そう、そこで放出された、まさに「人間的な(意地の!)エネルギー」は、選手たちの将来にとっても、人間的に、そして社会人(個人事業主)としても、大きな価値を内包していたと思う。

わたしも、ドイツ時代は、友人のプロコーチ連中の現場を、何度も体感させてもらったし、そこでの悲喜こもごものドラマも、現場でシェアさせてもらった。

そんな経験も含めて・・

やっぱり、サッカーは、最高だ・・って、言えますよ。

サッカー万歳・・