2025_ACLE の8・・昨日のヴィッセルも、そうだったけれど・・この試合でも、ミヒャエル広島サンフレッチェは、人とボールの動きとそのリズムマネージメントが内包す る重要な意味合いを、明確に感じさせてくれた・・(サンフレッチェvs上海申花、1-0 )
そうか~・・
ミヒャエル・スキッベは、今シーズンで、勇退するのか~~・・
チト、残念・・
とにかく、Michael・・
Du hast ja in diesen 4 Jahren super gut gearbeitet.. Ich bin sehr stolz auf Dich und bin sehr dankbar bei Dir für Japanischen Fußball…
たしかに、サンフレッチェは、ルヴァンカップには勝ったけれど、リーグは、4位に終わってしまった。
それでも・・
そう、そんな結果よりも・・
ミヒャエル広島サンフレッチェが魅せつづけた、ハイレベルな組織サッカーの素晴らしさは、人々の記憶に、残る。
その、日本サッカーに及ぼしたポジティブ・インフルエンスだけれど・・
そこでは、何といっても、攻守にわたる主体性プレーの「なんたるか」を、知らしめた(現場の方々に考えさせた!?)コトが大きかったと思う。
サンフレッチェ選手たちは、攻守わたって、とにかく積極的&攻撃的に考えつづけ、仕事(≒攻守ハードワーク)を探しまくっていたんだよ。
そう、主体的にネ・・
ということで・・
この、ミヒャエルの「最終マッチ」でも、勝利を収められて、よかった。
あっと、その試合・・
前回コラム(上海申花vsヴッセル戦)でも書いたけれど・・
上海申花の外国人選手たちの「個の勝負能力」は、確かにハンパないね。
まあ、あれだけの「個の才能」が揃っていたら、そりゃ、積極的に、「個の勝負」へもっていこうとするのも、道理。
そして、そんな「レベルを超えた個の才能サッカー」だったからこそ、逆に・・
そう、ミヒャエル広島サンフレッチェがブチかましつづけた、創造的で実効レベルの高い、人とボールの動き(組織コンビネーション)が、光り輝きつづけたんだ。
人とボールの動き・・
それが内包する意味合いの第一は、もちろん、相手に、次の勝負所を、簡単には「予測させない」ということ。
もっと言えば、相手のボール奪取プロセス(守備)イメージングを「誘い込む」ようなワナを張るっていうニュアンスもあるんだよ。
もろちん、それは、とても高度な「チーム戦術」だから、そんなに簡単には機能させられない。
それでも・・
そう、全てのサッカー人は、そんな「高度な動き」をマスターし、「美しく勝つこと」に心血を注がなければいけないと思っている筆者なのだよ。
・・そんなコトをしていたら、勝てないし、クビになっちゃう・・
そんな、プロ仲間の声が聞こえてきそうだけれど・・
だからこそ、そんな美しく勝つサッカーと、「勝負も」視野に入れる現実サッカーを、うまく、バランスさせるのさ。
それが、優れたプロコーチの、高度な「バランス感覚」だっちゅうコトだね。
そう、ミヒャエル・スキッベのようにね。
「それ」を機能させるためにも、選手たちに、考えさせ、主体的に、リスクチャレンジという「汗かき仕事」を探しまくれるようなプレー姿勢を、深く浸透させられるような優れたプロコーチね。
言葉を換えれば・・
攻守にわたる、積極的&攻撃的な「リスク・チャレンジ」姿勢の浸透ね。
あっと・・
そんな高度な「動き」を、本当の意味で効果的に機能させられるコトで、チームが内包している「個の才能」だって、「より」高度に、活用できるという確固たる事実も、忘れちゃいけない。
そういえば、この試合でも・・
抜群の存在感を発揮した上海申花の「外国人選手の天才」だって、「動き」を、効果的に活性化させられれば、その破壊力は、何倍にだって増幅させられるはずだよね。
要は、優れたバランス感覚・・さ。
あっと、そうだな~~・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)における、人とボールの動きと、その優れたリズム・マネージメントが秘める、ものすごく大事な「根源バリュー」について語ろうと思っていたけれど・・
このテーマについて、明確に表現するのは、難しいっていう事実も、再認識させられていた筆者なのであ~~る。
へへっ・・
でもまあ、ユースからプロに至るまで、日々、より良いサッカーを志向している優れたコーチの方々は、ここで言わんとしているテーマについては、理解されているモノと思いますけれど・・
ということで、最後に・・
お疲れ様でした、ミヒャエル・・
今後の活躍を祈っているよ。
あっ、もしかしたら、来年7月最終週に、マインツで開催される「サッカーコーチ国際会議」で再会できるかもね・・
