2026_皇后杯(決勝)・・たしかに、全体的には互角のせめぎ合い・・それでも筆者は、小さなトコロ(勝負のキモ!?)に目をつけていた・・(アイナック神戸vsサンフレッチェ広島, 1-2)

皆さん、あけましておめでとうございます・・

2026年が、皆さんにとって、良い年でありますように。

ということで・・

まず、この勝負マッチを語るうえでの視点から・・

そりゃ、女性サッカーだから、フィジカル(スピード・パワーなどネ)では、少しは、男と比べて劣るし、まあ(筋肉ベースの!?)テクニックでも、少しだけネ・・

とはいっても、「タクティカル」の視点じゃ、ものすごく、広く、深~い、見所が満載なんだよ。

そのハイライトは、やっぱりスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にあり・・

もちろん、ボールがないところでのアクションの量と質というニュアンスも含めた「人とボールの動き」と、その(戦術的な!?)リズムマネージメントが果たしている「機能性の内実」も含めてネ。

そう、その「動きの内実」こそが、次の、局所的な「個の勝負」の可能性(効果レベル)を、決定的に左右するという視点ね。

わたしは、スペースの攻略はもちろんのこと、それ以上に、相手ディフェンス組織に対する「ある意味のイメージングのワナ」という視点でも、観戦していたんだ。

もしかしたら・・

人とボールの動きという視点で、INAC神戸とサンフレッチェ広島レジーナでは、「総体的」なイメージングに、微妙な違いがあるかもしれない。

そうなんだよ・・

アイナックの「動き」には、何か、「型にはまっている」ってな感じがしていたんだ。

そう、彼らの場合は、「次のボールの動き」が、比較的、明らかに「見えて」いたっちゅうことネ。

それに対して、サンフレッチェ・・

たまに、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを魅せながら、(一貫した!)動きのイメージング・ターゲットは、サイドからの仕掛け。

特に・・

そう、左サイドの中嶋淑乃に、「なるべくフリーで!!」ボールを持たせようとしていたって感じたのさ。

そりゃ、そうだ・・

「あの」中嶋淑乃の、破壊的なドリブル勝負能力だからね。

選手たちも、ゲーム戦術として、そのポイント」を強調するコトに100%納得しているでしょ。

そして・・

そう、私は、サンフレッチェは、その「イメージング・ターゲット」を、より効果的に達成するために・・

中央から、逆の右サイドへボールを振ってみたりと、なかなか、巧い「ボールの動きの変化」を演出していたって感じていたんだよ。

そして・・

そう、そんな「ゲーム戦術イメージング」が、見事に、功を奏しちゃったってワケだ。

何せ・・

そう、「その」左サイドスペースだけれど・・

中嶋淑乃が突貫小娘ぶりを発揮しただけじゃなく、その彼女が決勝ゴールもブチ込み、また小川愛やサイドバックも、オーバーラップで危険な仕掛けをブチかましていたっちゅうワケだ。

あっと・・

そんな、人とボールの動きと、そのリズム・マネージメントが「うまく回った」背景だけれど・・

そこに、サンフレッチェの猛女たちが魅せつづけた、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)があったことは、言うまでもない。

まあ確かに・・

前述したように、アイナックの「人とボールの動き」が、見え(予測し)やすかったという側面もあるけれど・・

サンフレッチェ守備の高い機能性の絶対ベースには、選手たちの、高い「意識と意志」そのものがあったっちゅうワケさ。

彼女たち一人ひとりが、「次、その次」のアイナックの「動き」に集中し、予測しながら、しっかりと、自分たちから仕事(攻守ハードワーク)を探しまくっていたんだよ。

何度、見事なタイミングでのインターセプトを目撃させられたコトか。

そんな、高い「意識と意志と意地」に支えられた、攻守にわたる最高ダイナミズムの「主体性プレー」・・

それって、ミヒャエル・スキッベが率いた男子サンフレッチェチームからの、「主体性サッカー」というニュアンスも含めた、ポジティブな波及(!?)・・

まあ、それは、こちらの独り善がりの「希望的観測」かもしれないけれど・・サ。

とにかく・・

聞くところによると、サンフレッチェ女子(広島レジーナ)にとっては、初戴冠ということ。

「あのサッカー」だから、これからの彼女たちの「進化&深化」は、推して知るベルだね。

ということで、素晴らしくダイナミックなサッカーを魅せてくれたレジーナの猛女たちに対し、同じサッカー人として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。