2025_ACLEの7・・世界(アジア)に対し、日本サッカーの「奥深さ」を、素敵にプロモートしてくれた吉田孝行ヴィッセルに対し、称賛と感謝の拍手をおくります・・(上海申花vsヴィッセル、0-2 )

すごかったネ~、上海申花の外国人プレイヤーたち・・

とにかく、個人能力(才能レベル)が、高い。

そのなかの何人かは、名前を聞いたコトはある。

えっ、あの選手が、いま中国・・!?

そして思った。

・・パワーや高さにしても、テクニックやスピードにしても、たしかに魅力満載のプレイヤーたち・・

・・それにしても・・

・・彼らにしたら、まさに「都落ち」の状況じゃないか・・

・・そういえば、たしかに、上海申花の何人かの外国人選手については、知り合いのプロコーチから、こんなハナシを効いた事がある・・

・・その彼曰く・・

・・たしかに、個のチカラは十分だし、(当時の)ヨーロッパ本場クラブ関係者も、最初の頃は、大いに期待していたようだったけれど・・

・・結局は、攻守ハードワークをサボるような、ネガティブなプレー姿勢が、決定的な要因になって、挙げ句の果てが、都落ち・・

・・ヤツらを効果的に使いこなせるのは、個のドリブル勝負を一点突破のツールとして重宝するような「戦術発想」のチームだけだね・・

そんな、ヨーロッパ知り合いのハナシを聞いて、「ナルホド・・」って納得したモノさ。

とにかく、特にプレミアには、世界中から、個の才能が集積してくるんだよ。

だから、淘汰されるプレイヤーも、多い。

そして、その淘汰のバックボーンのほとんどが・・

攻守ハードワークに本腰を入れられない、チームメイトからすれば、「まったく信用できず、心を許せないヤツら・・」というコトになってしまう。

そんな知り合いのハナシを思いだしながら、ゲームの推移を観察していたっちゅうわけだ。

そして、思った・・

ナルホド~・・

コイツ等が負うべき攻守ハードワーク・・

それを「カバー」しなきゃいけないチームメイトたちは、大変だし、不満もつのるだろうな。

・・たしかにヤツらは、自分たち(地元中国人選手)には難しい個の勝負をブチかませる・・

・・それでも、そんな「単発プレー」に期待していたら、結局、サッカー内容が上向かない・・

・・たしかに、勝てるゲームがあるかもしれないけれど、それでも、「そんな単発サッカー」からは、決して、世界レベルのハイクラス組織サッカーなど、望むべくもない・・

・・まあ、そういうコトなんだろうね。

ということで、このゲームでもヴィッセル選手たちは、臨機応変に・・

上海申花の「個の能力」は、しっかりとレスペクトし、効果的に対応しつづけていた。

特に、上海申花外国人選手のスピードやパワーに慣れてきた後半は・・

後方からの一発ロングパスも含め、より、効果的、効率的に、単発の仕掛けを抑え切れていた。

そして吉田孝行ヴィッセルは、徐々に、自分たちの持ち味である、組織サッカーの「勢いと熱量」をアップさせていくんだ。

活発で効果的な人とボールの動き、そしてその優れたリズム・マネージメント。

それだけじゃなく、ドリブル突破やタメといった、個の仕掛けプレーを、しっかりと「組織的」にリンクさせられるようになる。

そう、吉田孝行ヴィッセルは、ゲームのなかで、しっかりと進化&深化していたんだよ。

だからこそ、組織プレーと個の勝負プレーが、とても素敵なハーモニーを奏で、効果的なシナジーを生み出していったんだ。

とにかく・・

世界(アジア)に対し、日本サッカーの「奥深さ」を、素敵にプロモートしてくれた吉田孝行ヴィッセルに対し、称賛と感謝の拍手をおくります。