2025_J1_第19節・・素晴らしく美しい、リーグ実力トップの両雄が魅せたスーパー勝負マッチ・・だから、勝負がついてしまったコトを冷静に受け止めるのに、少しエネルギーが必要だった・・へへっ・・(サンフレッチェvsフロンターレ、1-2)

矛vs盾・・!?

ダゾンで、この試合を、そんな「イメージ的なゲームの構図」で表現していた。

失点最小のサンフレッチェが、ゴール最多のフロンターレを、ホームに迎えたんだけれど・・

だから・・!?

そんなイメージ的構図(キャッチフレーズ!?)でゲームを表現したらしい。

でもサ・・

そんなコトしたら、一般視聴者のなかには・・

「守備的なチームvs攻撃的なチームか!?」ってな感じで、勘違いしちゃう方々もいる!?

まあ、そんなコトはないだろうけれど・・

とにかく、わたしも、観られていた皆さん同様に・・

とてもハイレベルに「攻守のバランスが執れた」、リーグ実力トップの両雄が、レベルを超えた「せめぎ合い」を披露したって理解していた。

それは、観ているこちらが、時間の経過をわすれるほどに、高尚な勝負マッチだったんだよ。

まあ、たしかに、ミヒャエル広島サンフレッチェは、惜敗を喫してしまったけれど・・

それでも彼らが、まさにリーグ実力トップの、美しく勝とうとする「高尚サッカー」を披露したコトは、確かな事実だった。

まあ、たしかに・・

ミヒャエル・スキッベを応援している筆者だから、「あの」フロンターレの決勝ゴールには、フリーズさせられたわけだけれど・・サ。

さて~~・・

ということで、このスーパーに美しかった勝負マッチからは、数日前の(変則22節レッズ対セレッソ戦)と同じように、選手交代をテーマとして抜き出そうかな。

とにかく・・

前半のサンフレッチェは、内容的に、フロンターレの後塵を拝しつづけたんだよ。

あんなに優れたサッカーを魅せるサンフレッチェが・・だよ。

まあ、その背景には、前半の先発メンバーのなかに、(この日については!?)ミスキャストがあったっちゅうコトかな。

そしてミヒャエルは、後半の立ち上がりから、菅大輝と中村草太を投入するという決断をした。

そして、その効果は抜群だった。

ミヒャエル広島サンフレッチェは、前半のサッカーが「ウソ」のように、躍動しはじめるんだ。

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても・・

まあ、その内実を、細かく表現しようとは思わないけれど・・

とにかく、彼らの「イニシアチブの高揚」は・・

攻守にわたって、ボールがないところでのアクションの量と質が、何倍にも増幅したって感じられるほどだった。

そして、イニシアチブを握るサンフレッチェが、そのポジティブな「流れ」に乗って、同点ゴールを流し込むんだよ。

そう、ギリギリのタイミングで、オフサイドに掛からず、決定的スペースへ抜け出した荒木隼人。

その瞬間、わたしも、フリーズし、次の瞬間、ガッツボーズまで握っていた。

皆さんもご存じのように、わたしは、優れたプロコーチ、長谷部茂利も、支持している。

そんなこともあって!?

このレベルを超えて美しい勝負マッチは、決着するべきじゃない・・なんて、ナイーブにも、感じていたんだよ。

でも、フロンターレが、90分、コーナーキックから、決勝の勝ち越しゴールをブチ込んじゃう。

まあ、仕方ない。

このコラムで言いたかったコトは・・

主体的に「仕事(攻守ハードワーク)」を探せないプレイヤーは、やっぱり、チームのお荷物になってしまうっていう、厳しい現実を、見つめ直さなきゃいけないっちゅうコトさ。

もちろん・・

この試合での「お荷物」は、次の試合では、スーパーヒーローになるかもしれない。

そう、そんな現象もまた、不確実なファクターが山積みのプロサッカーが秘める、社会的な存在意義なのかもしれない。

変化こそ常態・・

諸行無常・・

そんな、人間社会の、普遍的なフィロソフィーね。

とにかく、ミヒャエルには、引きつづき、頑張ってもらいたい。

シーズンは、これからも、つづく。