2024_守田英正の1・・守田英正が放散する、「リーダーシップの匂い」に、舌つづみを打っていた

さて・・

日本のサッカーシーズンが、終了した。

ということで、これからは、「海外の日本人」というテーマで、キーに向かおうと思った次第。

最初に、登場するのは、ポルトガルリーグ、スポルティング(リスボン)の守田英正。

その第13節で、スポルティングは、アウェーで、モレイレンセと対峙した。

そこで、気づいたコトを抜き出してみることにした。

守田英正は、モルテンヒュルマンドと、ダブルボランチを組む。

まあ、モルテンヒュルマンドが、アンカーで、守田英正は、そのパートナーとして、攻守に、自由に動き回るってなイメージかな。

森保一ジャパンでの、遠藤航とのコンビに、基本ポジション(タスク)という点では、似ている。

ても、もちろん、森保一ジャパンと比べた実際の機能性は、かなり違う。

まあ、ここでは、そんなチーム的な視点ではなく、守田英正の、攻守にわたる「実効プレー」の、バックボーン(イメージング)に、スポットを当てようかな。

まず、ボール奪取プロセス(守備)。

・・とても効果的に(相手に気づかれないように!?)、相手ボールホルダーや、次のパスレシーバーへ「寄せ」ていく・・

・・そこでの、相手との「距離感」が大事・・

・・そう、パスを出させて、カットしようってな魂胆・・

・・ボールホルダーへの「寄せ」では・・

・・もちろん、テメーでボールを奪い返しちゃうのも、例によっての土から強く効果的な「局面デュエル」で、効果的にこなしている・・

・・でも、わたしは、相手にパスを「出させる」ような、微妙な「距離感」を演出するのが、とても巧いってなトコロ(戦術的な主体性プレー)に、目を奪われていた・・

・・もちろん、チャンスを見計らった協力プレスにも、忠実に、そしてダイナミックに参加する・・

・・とにかく、その協力プレスへの集散アクションが、とてもクレバーで、スマートだと感じた・・

次に、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)。

・・とにかく、生まれては消え、消えては生まれるスペースを、後方から、猛禽類の眼で(!?)ものすごく正確に「イメージング」しちゃうって感じる・・

・・だからこそ、組み立ての「流れイメージング」を、チームメイトと共有しながら、人とボールの動きと、そのリズムをマネージできているってコトか・・

・・チームメイトたちとの、イメージングの「シンクロ」を司るマネージャー!?・・

・・まあ、そんな称賛も、彼に相応しいと感じる・・

・・そのために、守田英正は、クレバー&忠実&素早く、ポジションを「移動」しつづける・・

・・特に、後方からのタテパスを、「出しやすいように」ポジショニングを取るのが、うまい・・

・・チームメイトたちも、そんな守田英正の、スペースを攻略する、効果的でクレバーな「ウデ」を、信じている・・

・・だからこそ、「そこ」にタテパスが、出てくる・・

・・そう、森保一ジャパンのようにね・・

・・そして彼は、ラストパスを供給するだけじゃなく、チャンスとあれば、積極的にシュートまでブチかましちゃう・・

・・とにかく、彼の動き方(仕事=攻守ハードワーク=を探しまくる主体性プレー!)は、効果的であり、クレバーそのものなんだ・・

・・そして、チャンス・シチュエーションに、どこからともなく「顔を出す」・・

いいね~~。

まあ、たしかに、このアウェーマッチは、競り負けてしまった。

でも、彼らは、まだリーグ首位(1試合少ないベンフィカに、勝ち点2差)だし・・

そのチームで、守田英正が放散する、「リーダーシップの匂い」は、特筆モノの芳香だ。