2025_J1_第7節・・ゲームを観ながら、不確実なサッカーが、究極の「心理ボールゲーム」だってな根源テーマについて、語りたくなった筆者だった・・(レイソルvsヴェルディ、0-0)

城福浩・・

このゲームでは、とにかく、ヴェルディ監督、城福浩の、優れた仕事をピックするしかない。

何せ、相手は・・

「あの」優れたプロコーチ、新任監督リカルド・ロドリゲスに率いられ、素晴らしくダイナミックなサッカーで、存在感をアップさせているレイソルだからネ。

積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)を絶対ベースに、しっかりと人とボールを動かしながら攻め上がる、リカルド柏。

試合前、わたしは、どんなゲームになるのか、心おどらせていたよ。

そして、フタを開けてみたら・・

城福浩ヴェルディが、完璧に、席巻しつづけたんだ。

まあ、城福浩にしたら、選手たちの「主体性プレーの内実」からすれば、まさに、理の当然のゲーム展開だったんだろうね。

ダゾン試合後インタビューでも・・

・・選手たちは、素晴らしいアラート感をもって、ボールを奪いにいった・・

・・たしかに、その後の攻撃では、まだまだ課題はあるけれど・・

・・とにかく、あれ程の(覚醒した!?)サッカーだったら、どことやっても、変なゲームにはならないと確信できた・・

そんな内容を、胸を張って語っていたっけ。

とにかく城福浩ヴェルディは・・

たしかに、レイソルに攻め込まれる短い時間帯(特にゲームの最終版)はあったけれど・・

それでも、ゲーム全般にわたり、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)を絶対ベースに・・

いや、もっといえば・・

ものすごく忠実でダイナミック、そして抜群の実効レベルに支えられた、素晴らしい協力プレスを(そして、その集散メカニズムを!)ベースに・・

素晴らしく魅力的なサッカーを、魅せつづけたんだ。

そして、城福浩ヴェルディは・・

ゲーム全体のイニシアチブを掌握しつづけただけじゃなく・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、しっかりとゴール機会と呼べるようなチャンスまで創りだした。

そこで、城福浩が示した、監督の「ホンモノの良い仕事」。

それは、何といっても、選手たち自身が、攻守にわたって、仕事を探しつづける「主体的な闘い」だったと思う。

その、主体性プレー・・

このところ、私のコラムでも、そんな表現を使うコトが多くなっているけれど・・

イレギュラーするボールを足であつかうことで、不確実なファクターが山積みのサッカーでは・・

それこそが、監督にとっての、根源的テーマなんだよ。

とにかく選手たちは・・

不確実なファクター満載というコトで、最後は、自由にプレーせざるを得ない。

そこでは、ボール奪取プロセス(守備)における、自ら闘う「姿勢」こそが、問われる。

もちろん、互いのポジショニングバランスを執りながら、局面デュエルへ向かうコトは、言うまでもない。

選手たちは、そのバランス感覚をベースに、自分の「仕事」を、積極的&攻撃的(主体的に!!)探し回るわけだ。

そこで、もっとも大事になってくる「心理ベース」が・・

一人の例外もない全員が、「まずオレが行くっ!!」ってな、覚悟(強烈な意志!)をもっていること。

まあ、自己犠牲とか、いろいろな表現はあるけれど・・

とにかく、「まずオレが!!」っていう、積極的&攻撃的(主体的!!)な姿勢こそが、絶対ベースであるっちゅうコトが言いたかった。

そんな「主体性プレー」だけれど・・

(心理)マネージメントにおいて、選手たちを脅したり、厳しいルールで仕切ったりしたって、その「主体性レベル」を、「限界まで」高揚させることなんて、出来ない。

そう、最後は、選手たち「個人」が、「やりたい・・」、「やらなければ・・」ってな「意欲や欲望」を、自らかき立てるように、心理マネージしていかなきゃいけないんだよ。

わたしは、「セルフ・モティベーション能力」って呼ぶけれど・・

優れたプロコーチは、選手たち自身が、自ら「ヤル気」を高揚させられるように、「導く」コトができなきゃ、いけない。

そんな心理マネージメントに関する「ケーススタディ」は、もう、星の数ほど、多岐にわたる。

でも、目標イメージ(その表現!?)は、一つに集約できるかもしれない。

それは(繰り返しになるけれど)・・

選手たちが、「こうやりたい・・やらなきゃ」って、自ら、自分自身を奮い立たせられるかどうか・・

そこまで、チームの「マインド」を高めるプロセスには・・

前述したように、星の数ほど多岐にわたる「状況」や「パーソナリティのぶつかり合い」といった、マネージメント要素が、立ちはだかる。

そう、そんなマネージャーの仕事内容は、一般生活と、まったく同じなんだよ。

そりゃ、血湧き肉躍るほど、魅力的な(困難な!?)マネージメント・コンテンツが、待ち構えているってな現実は、皆さんも、ご存じの通りだよね。

ということで・・

このテーマについて、城福浩さんと、いちど、語り合いたいね。

そこじゃ、わたしも・・

ヘネス・ヴァイスヴァイラーとか、リヌス・ミケルスといった、世界サッカーのレジェンド連中から授かった「KFS」を、お伝えしますよ。

KFS = Key Factor for Success・・ね。

ということで・・

不確実なサッカーが、究極の「心理ボールゲーム」だってな根源的テーマについて、語りたくなった、筆者だったのでした。

へへっ・・