2025_J1_第6節・・鈴木優磨の、挑発的(刺激的!?)ジェスチャーがもたらしたモノ・・徐々にパフォーマンスが回復してきたレッズを観ながら、そんなマイナー(!?)なテーマに、思いを馳せていた・・(アントラーズvsレッズ、1-1)
スゴかったネ~・・
実力伯仲の2チームが、限界まで、「闘う意志を炸裂」させ合ったんだ。
エネーチケー解説の、佐藤寿人が言っていたけれど・・
まさに、時間が経つのを忘れるほどの、エキサイティング勝負マッチだったんだよ。
でもわたしは、そんな中継映像のなかで・・
こんなシーンに、目を奪われた。
それは・・
アントラーズ鈴木優磨が示した、「オマエ、寝てただろっ!! 寝ている方が悪いんだよっ!!」ってな、挑発的ジェスチャー。
それには、わたしも(!)大いに刺激されたモノさ。
キッカケは、サミュエル・グスタフソンが、中盤で、ボールをもったシーン。
例によって、落ち着き払ったキープから、タテへの「勝負パス」を狙おうとする、サミュエル。
でも、そのときの彼は、自分の背後にまで、気を遣えていなかった。
最高の(心理的&物理的)ダイナミズムがぶつかり合う、エキサイティングマッチだからネ・・
アントラーズの金髪が、サミュエルの「集中力の欠如」を、狙っていないハズがなかったんだ。
そう、鈴木優磨が、グスタフソンの「背後」から、とてもクレバー&ダイナミックに、ボディーコンタクトをブチかましたんだよ。
ボディバランスが崩れたことで、ボールを奪い返されてしまう、サミュエル。
サミュエル・グスタフソン自身は、もちろん、「いまのはプッシングのファールじゃネ~~かっ!!」ってなジェスチャーで、レフェリーに食ってかかる。
でも・・
近頃は、ハンド同様、コンタクトプレーについても、「評価基準」が、どんどん変わっているんだよ。
ボディー・コンタクト(接触プレー)の「評価基準」・・
より、攻守の局面デュエルにおける競り合いダイナミズム(見所)を優先する咆哮に(観客が楽しみ、時間ロスを減らせるため!?)、レフェリングがマネージされるようになっているんだ。
だから近頃は、コンタクトプレーで「微妙なモノ」は、より「流す」傾向が強くなっている。
この鈴木優磨とサミュエル・グスタフソンの、コンタクトプレーも、微妙ではあるけれど、もちろん「流され」たっちゅうわけだ。
そしてその後に・・
鈴木優磨が、サミュエル・グスタフソンに対して、「挑発ジェスチャー」を繰り出したんだ。
もちろん、それは、グラウンド上に、一色触発の雰囲気を、醸(かも)しだす。
鈴木優磨は、繰り返し、サミュエルに対して、挑発ジェスチャーを、ブチかましつづける。
睨み合う、二人。
そんな険悪な雰囲気のなか、何人もの、両チーム選手たちが、二人の間に割って入ったモノさ。
でも、実はわたし・・
そうなんだよ、それまで、サミュエル・グスタフソンの、北欧の「冷静すぎるマインド」が、どうも好きになれなかったんだ。
もちろん、ドイツ留学中にも、北欧の友人は多かったし、その冷静(冷徹)さについては、そのポジティブな面を、学んだモノさ。
でも、サッカーのグラウンド上では、その冷静さが、鼻につくことも多かった。
そう、ヤツらについては、特に守備において、「そこそこの爆発」をベースに、状況を「冷静に観察する傾向」が強いっていう印象があるんだ。
その例にもれず、サミュエル・グスタフソンの、ボール奪取プロセス(守備)における「プレーマインド」も、何か、物足りなさを感じることが多かったんだよ。
もちろん、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、サミュエルの「才能」は、チームメイトや監督もふくめ、誰もが認める(頼りにする)ところでしょ。
でも、ボール奪取プロセス(守備)、特に、チェイス&チェック(寄せ)のダイナミズムに対しては、誰もが、不満をもっている(!?)
それが・・
そう、鈴木優磨と、感情がぶつかり合ってからというもの・・
サミュエル・グスタフソンの、守備プレー姿勢(意志の内実)が、より積極的&攻撃的に、変化していったって(挑発による活性化!?)、感じられたんだ。
実際・・
チェイス&チェック(寄せ)の勢いは、明らかに、アップしていったと思う。
そんな、微妙な「変化」を観ながら、わたしは・・
その変化が、鈴木優磨の「挑発ジェスチャー」がもたらした、偶発的な(!?)効果だったかもしれないってテーマに、思いを馳せていたんだよ。
そう、サミュエル・グスタフソンの総合的な能力(才能)からすれば・・
ボール奪取プロセス(守備)での、積極性や攻撃性がいまよりアップすれば、そりゃ、かけがえのない戦力になるさ。
そのことは・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)において、チアゴ・サンタナも含めたチームメイトたちが、積極的に、サミュエルを「探している」コトからも、明らかだよな。
そう、彼らは、ゲーム&チャンスメイカーとしての、サミュエル・グスタフソンの「才能」を、高く評価し、テメ~たちのためにも、「それ」を、活用し尽くそうとしているっちゅうわけだ。
ということで最後に・・
この試合での、レッズのサッカーについて・・
徐々に、ヴィッセルとのリーグ第1試合(アウェー戦)の、ポジティブな「イメージ」が蘇(よみがえ)ってきたことで・・
今シーズンの彼らへの「期待」が、再び、ポジティブに高揚してきたように感じていた筆者でした~。