2025_久保建英_その4・・昨日、久保建英が魅せたスーパーパフォーマンスに刺激され、キーボードに向かうことにした筆者だったのであ~る

素晴らしかったネ~~・・

久保建英・・

特に、自分の「アクション・ラディウス」を、何倍にも拡大したプレー内容が、結果に結びついたことも含めて、秀逸の極みだったじゃネ~か。

ということで・・

前回の「久保建英コラム」では、彼のプレーエリアが、あまりにも「限定されている・・」ってな心配を書いた。

それが・・

この試合では、そんなにネガティブイメージを、完璧に、払拭してくれたんだ。

そこで、彼が「解放」された背景を探ることにした。

もちろん、その第一義的な「刺激」が、森保一だったことは、当たり前だ。

でもわたしは、刺激というファクターを、少し、拡大解釈しようと思った。

例えば・・

「もう一人のインフルエンサー」、長友佑都とか、グラウンド上のリーダー、遠藤航も、かなりの「影響オーラ」を放散しつづけたと思う。

いや、もっと言えば・・

ポジション的に、久保の背後で、攻守サポートプレーに徹する守田英正、「同じ高さ」の南野拓実など、彼らもまた、影響オーラの「波に乗った」と思うわけさ。

とにかくチームメイトは・・

久保建英のプレーエリアを「解放」させてやれば、そのことが、チームにとって大いなる価値だって、みんな理解しているんだと、確信する。

それと、そんな、戦術ロジカル的な部分と同じくらい大事なポイントが・・

そう、久保建英が放散する、人間性とか、インテリジェンスにあると思うんだよ。

チームメイトたちは、攻守ハードワークを「忠実にやらない」ヤツは、いくら才能に恵まれていたって、決して認めない。

あっ・・

いつも書いているコトだけれど・・

そりゃ、ディエゴ・マラドーナやリオネル・メッシといった「超」天才は、別だよ。

そんな「超」が、いくら理不尽で、頭が悪くても、ヤツらの「超」を、テメーたちのために、活用しようと、誰に言われるまでもなく、しっかりと、ヤツらのためにも(!!)走りまくるのさ。

でも、久保建英は、まだまだ、「超」のレベルに達していない。

それでも、そこには、人間性という「ポジティブ・ファクター」も、大きく作用していると思う。

久保建英の場合は、大谷翔平のように(!?)、ディエゴのレベルまで高揚したとしても、チームや、その根源的な「目的」を達成するために、汗をかこうとするはず。

そう、このゲームで魅せつづけた、ボール奪取プロセス(守備)での、ハードワーク内容ね。

そこでの久保建英は、「アリバイ」ではなく、ホントに、チームのために、「汗かき仕事」を、全力で、探しつづけていたんだよ。

わたしは、そんな久保建英の「人間性」こそが、チームメイトたちの「心を動かしている」と言っても、過言じゃないと思っている。

よくいるじゃない・・

ロートルになり、フィジカルに問題が生じたベテランが、チームメイトに対して、自分のフィジカル・ディフィツィット(足りない部分)を、補填させようとするヤツら。

そう、昔の名前を、振りまくことで、テメーの存在感を(ゴリ押しに!!)主張しようとする輩。

要は、「以前のスター」ね。

そんな、チーム内の「錯綜心理メカニズム」を、どのように「整理」するかという難題に直面したプロコーチほど、手腕を問われるヤツらはいない。

もちろん、うまくいけば、最高の評価を得られる(森保一のようにネ!?)。

まあ、パーソナリティーのぶつかりあい(権力争い)ってなテーマかな。

あっと・・

いまの森保一ジャパンでは、そんな「不健康な心理メカニズム」は、関係ないとは思うけれど・・

そのテーマについては・・

長友佑都という「ものすごいポジティブ影響力のある」ベテランを選出した、森保一の手腕として、わたしは高く評価している。

あっと、それだけじゃなく・・

名波浩、長谷部誠をはじめとした、優れたコーチングスタッフの選定や、彼らとの関係性を、ポジティブに高みで維持できるだけの「心理マネージメント力」も、とても大きいと思うよ。

あっ、と・・

久保建英だった。

とにかく、昨日のゲームでは、「解放された久保建英」を、存分に、堪能させてもらったよ。

そのコトが、言いたかった。

願わくば、レアル・ソシエダ首脳陣も、昨日の久保建英のパフォーマンスを、じっくりと観察、分析することで、自分たちの戦術的な発想を、ポジティブに進化&深化させてもらいたいね。

あっ、失礼しました~~

ということで、昨日の久保建英のスーパーパフォーマンスに刺激され、キーボードに向かうことにした筆者だったのであ~る。

へへっ・・