2025_クラブワールドカップの2・・レッズ先制ゴールという、神様が仕組んだ「落とし穴」にはまったレッズ・・とはいっても、同点にされてからの立派な主体性プレーは、次につながる・・(インテルvsレッズ, 2-1)

「あの」先制ゴール・・

わたしは、それを、神様スクリプト(ワナ)だって、思っていた。

それが入る前までは、全員が、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)を意識していたんだよ。

それが・・

そう、その後は、「受け身の心理アリアリ」ってな、最高の闘うマインドからは、かなり「落ちた」プレー姿勢に陥っていったんだ。

それは・・

ボールがないところでの、守備のアクションの量と質が、ダウンしたことを意味する。

だから、インテルの、素早く効果的な人とボールの動きと、その優れたリズムに、何度も、スペースを突かれてしまうんだよ。

勝負は、ボールがないところで決まる・・

そう、インテルは、スッ、スッと、誰もが、スペースへ入り込んでいくんだ。

彼らは、そんな「ボールがないところでのアクション」を活用するイメージングに長けている。

何度あっただろうか・・

・・アッ、やられた・・

・・アッ、そこをフリーに行かせちゃダメ・・

・・そんな、頓狂な声が出たシーンが、積み重なっていったんだ。

でもレッズは、ツキにも恵まれ、そんな決定的ピンチを、何度も、耐えきった。

わたしは、そんな決定的ピンチシーンを観ながら・・

・・どうして、後方から走り込む相手を、フリーで行かせてしまうんだ・・

・・なんで、あんなシンプルなワンツーに付いていけない(マークを振りほどかれてしまう)んだ・・

そんな「心の叫び」にあふれていたよ。

もちろんレッズ選手たちは、インテルが秘める「優れた個のチカラ」を体感しつづけている。

それもあって、もっと積極的&攻撃的に、ボール奪取プロセス(守備)を機能させるための絶対ベースである「意識と意志パワーの高揚」を、うまくコントロール出来なかった!?

まあ、そんな側面もあったんだろうね・・

そして私は、受け身で消極的なボール奪取アクションを観ながら、こんなコトを思っていた。

・・やっぱり、自分たちがリードしている・・

・・一点取られても、まだ、ドローだ・・

・・そんな、イージーな「心理の落とし穴」にはまっていたんだろう・・

だから、まさにイージーに、後方から走り込む相手を、簡単に「行かせて」しまい、決定的なスペース攻略を許してしまう。

何度、フリーズさせられたことか。

まあ、いいや。

とにかく、そんなこんなで、意識と意志パワー(≒集中力)を、「ゾーン」にまで、高められないってな「体たらく状態」が、つづいていたんだよ。

そして、コーナーキックからの同点ゴールを喰らってしまう。

わたしは、そのゴールを観ながら・・

・・あそこまで、「ツキ」を与えた神様は、結局は、「落とし穴」まで仕組んでいた!?・・

・・そんなコトまで考えてしまったモノさ。

でも、そこから、新たなドラマか展開する。

そう、同点にされてからのレッズは、やっと、ほんとにやっと、自分たちがやりたかったサッカーを思い出したんだ。

サッカーは、そのすべてが、ボール奪取プロセス(守備)からはじまるんだよ。

そして、タイミングと状況の良い、チェイス&チェック(寄せ)こそが、すべてのスタートラインだという事実。

そのことを、思いだした!?

まあ、強制されたとも言えるけれど・・

とにかく、チェイス&チェック(寄せ)と、それにともなった協力プレスの効果的な集散という、ボール奪取プロセス(守備)の基本メカニズムが、再び(!?)動き出したっちゅうコトか。

そうなんだよ、ホントにやっと「立派なサッカー」に立ち戻れたレッズだったんだ。

だからこそ、「あの」インテルの決勝ゴールは、悔しかったね。

ということで・・

まあ、たしかに負けてしまったけれど・・

それでも、前述したような「立ち直り」があったのは、ものすごく大きな収穫だったと思う。

そう、そのコトを、選手たち自身が、深く「体感」できたことこそが、この大会の大きな成果の一つだったと思うんだよ。

「それ」は、もちろん、次、その次に、つながる。

まあ、とにかく、CWC最終マッチ、メキシコのモンテレイに対して「も」、立派な、積極的&攻撃的サッカーを魅せて欲しい。

そう、次、その次の進化&深化につなげるためにネ。