2024_J1_第23節・・内容的には、(立ち上がりの数分を除いて!?)前節のアントラーズ戦と同じように、勝ってもおかしくない勝負マッチだった・・(コンサドーレvsヴィッセル、1-1)

レビュー

いったい、何をやっているんだ・・

そのとき、アタマにきていた。

そう、立ち上がり数分の、コンサドーレの、ボール奪取プロセス(守備)の体たらく。

何せ・・

そう、2本、3本と、簡単にクロスを上げさせただけじゃなく・・

逆サイドのスペースへ入り込んだ相手を、まったく「イメージング」できていない・・

そして、その選手にフリーシュートを打たれちゃう・・

そんな体たらくだったんだよ。

そんなゲーム展開からイメージできることは・・

そう、何点ゴールをブチ込まれてもおかしくない、「意識と意志ポテンシャル」が最低の、いい加減なサッカー。

そりゃ、アタマにくるよ。

でも彼らは、立ち直った。

たぶん、選手たち自身が・・

あり得ないほど集中を欠いたピンチを、体感し、覚醒したからなんだろうね。

それは、まさに、これ以上ないほどの「刺激」だったというわけだ。

・・やばいっ、これは、ホントにやばいっ!!・・

そんな、冷や汗の体感。

それが、彼らの目を醒まさせないはずがなかったっちゅうワケだ。

そして選手たちは、「体たらくピンチ」からの強烈な刺激に、ケツを蹴り上げられた(!?)。

そう、強いコンサドーレが、やっと、目を醒ましたんだ。

その後は、もちろん、ゲームのイニシアチブを「握りかえ」そうと、攻守ハードワークとリスクチャレンジあふれる、いつもの、ダイナミックサッカーを魅せはじめる。

よかった~・・

胸をなで下ろしていたよ。

わたしは、立ち上がり数分の、あり得ない「集中切れ大ピンチ」を観ながら・・

・・こりゃ、ダメだ、彼らは、もう、心理・精神的に、タガが外れちゃっている・・

立ち上がりは、このゲームはどうなっちゃうんだろうかと、ヒヤヒヤものだったんだ。

そして実際に、ゲームが、とてもダイナミックに「拮抗」していく。

まあ、後半は、かなりオーブンになりかけはしたけれど・・

それでも、コンサドーレのボール奪取プロセス(守備)では・・

いつもの(!?)緩いスプリントの「戻り遅れ」や、視線を盗まれるマーキングミス(要は、置き去り)などの体たらくシーンは、数えるほどしか観られなかったネ。

そう、ヤツらは、集中していたんだ。

相手は、リーグ随一のチカラを秘める、吉田孝行ヴィッセルだからね・・

そんな強い相手と、これほどハイレベルな勝負サッカーを展開できたコトには、ものすごく深いコノテーション(言外に含蓄される意味)が、内包されていた。

これから、どんどん、ケガ人が戻ってくるだろうし、新戦力が、リーグ残留に(!)役立つことを証明してくれるかもしれない。

とにかく、これから「も」、一つ、一つ、高い「粘性」をもって、リーグ残留の可能性を、積み上げていかなければならない。

ガンバレ~、ミハイロ札幌コンサドーレ~~・・