2023_J2_第26節・・自然条件によって、最終勝負への「ダイナミズム」が失われてしまった現実に、思いを巡らせていた・・(ヴェルディvs徳島、0-0)

フ~~・・

またまた、変なため息がもれた。

変・・

そう、自然条件がサッカー内容に及ぼす(大きな!?)影響を体感させられたからネ。

蒸し暑く、サッカーには殊の外ハードな日本の夏。

だから、ボール奪取プロセス(守備)では、チェイス&チェック(寄せ)と周りのプレーを、うまく連動させられない。

またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、ボールがないところでのアクションの量と質が上がってこない。

タイムアップ後の、プレイヤーの「疲労の表情」からは、自然状況の厳しさを、体感させられた。

どうなんだろうね~・・

そう、取捨選択というテーマね。

「行く」ところと「待つ」ところに、しっかりとメリハリをつける必要があるんだろうな~。

要は・・

「行き」過ぎたら、大事な「勝負の瞬間」に、突っ込むエネルギーがなくなってしまう。

逆に、「待ち」すぎたら、その「消極リズム」に支配され、ダイナミズムを高揚させられず、心理的な悪魔のサイクルに、取っ捕まっちゃうかもしれない。

難しいネ~・・

日本の夏では、やっぱり、適切な「イメージ・トレーニング」こそが、とても大事っちゅうコトなんだろうね。

ゲームだけれど・・

前半は、ヴェルディが、良いリズムでイニシアチブを握り、何度かゴール機会も創り出した。

また、後半も、20分すぎあたりまで、よいリズムでゲームを支配し、そこでも、ゴール機会を創りだせる「雰囲気」は、醸し出せた。

でも、「ホンモノのゴール機会」という視点では・・

そう、交替した徳島の(抜群の存在感の!!)エウシーニョが送り込んだ、素晴らしいクロスからの惜しいヘディングシュート場面が、ベストチャンスだった。

もちろん、全体として、ヴェルディの、人とボールの動きのリズムは良かったし、「それ」でスペースも、ある程度は「攻略」できていた。

でも、「そこ」からの最終勝負に、「怖さ」が、なかった。

逆からいえば、徳島のダイナミックなボール奪取プロセス(守備)に完璧に抑え込まれてしまったとも言えそうだ(それを超えるほどの怖さがなかった)。

要は、ヴェルディの最終勝負では、十分なダイナミズムを発揮できていなかったということ。

そう、「気合い」が込められた鋭いクロスとか、ここしかない(!!)ってな、全力をブチかます迫力のドリブル勝負とか、そういった類の、「エイヤッ!の爆発」がなかったんだ。

さて、最後に、もう一度、前述ディスカッションを反芻しましょう。

そう、メリハリある「エネルギー分散」へのイメージ・トレーニング「も」必要か!?

さて~~・・

ということで・・

自然条件によって、最終勝負への「ダイナミズム」が失われてしまった現実に、思いを巡らせていた筆者でした。