2024_J1_第5節・・城福浩ヴェルディの、「粘り腰」には、様々なコノテーション(言外に含蓄される意味)が内包されている・・何せ、相手は、あの「勇気と意志の権化」チョウ・キジェ京都だったわけだからね・・(サンガvsヴェルディ、2-2)

レビュー

ふ~む・・

城福浩ヴェルディは、最後の最後まで、まったく諦めずに、トライしつづけた。

そんな、極限まで突き詰めた「意識と意志パワー」が、結実した「勝ち点1」だった。

それにしても、2試合つづいた、結果を掴み取る「粘り腰」は、確実に、次につながる。

ゲームだけれど・・

観はじめて、すぐに、「サスガにチョウ・キジェ京都だ」と、感じた。

とにかく、ボール奪取プロセス(守備)アクションが、忠実でダイナミック。

前半・・

城福浩ヴェルディは、チョウ・キジェ京都に、かなり劣勢に立たされたんだよ。

もちろん、そんなネガティブ状況でも、ヴェルディ選手たちは、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、勇気をもって、積極的に繰り出していった。

そう、強烈な意識と意志パワーに支えられた「主体性プレー」・・ね。

あっと・・

もちろん、そんな「主体性プレー」という視点じゃ、チョウ・キジェ京都だって、優るとも劣らない。

でも彼らは、豊川雄太、原大智、マルコ・トゥーリオという、強力なスリートップを擁している。

そんなスリートップが、前述した、忠実なチェイス&チェック(寄せ)に支えられた、ダイナミックなボール奪取プロセス(守備)に支えられているっちゅうわけだ。

そりゃ、強いよね。

だからこそ・・

城福浩ヴェルディが、後半になってブチかましつづけた、攻守ハードワークとリスクチャレンジあふれる、積極的&攻撃的サッカーには、彼らのアイデンティティを感じたというわけだ。

アイデンティティ・・

わたしは、「誇りのリソース」って、定義する。

これからも城福浩ヴェルディは、少なくとも、チカラが互角か、それ以上の相手と対峙しなきゃいけない。

ただ、いまの彼らは、進化&深化する「ポジティブ雰囲気」を、放散しつづけている。

わたしは、これからも、彼らが志向する(!?)美しい質実剛健サッカーを、支持しつづけますよ。

彼らが、どこまで(どのような紆余曲折を経ながら!?)実の詰まった発展を遂げるのか・・

自分自身の学習機会としても、願ってもないオブジェクト(対象)なんだよ、彼らは。