2023_AFC_U20準々決勝・・素晴らしい闘いを披露した、冨樫剛一&我らがヤング代表・・ここまできたら、タイトルまで取りにいきましょう・・(ヨルダンvs日本、0-2)
やっぱり、チカラの差は、歴然。
たしかに、フィジカルでは、ヨルダンにも分があるし、パワーを駆使したゴリ押しの仕掛けで、シュートまで持ち込まれたシーンもあったわけだけれど・・サ。
それでも、テクニック、戦術インテリジェンスでは・・
その「実効的な差」は、ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、明確に感じられる。
そして日本の若武者が、ゲームの(実質的な!)イニシアチブを、握りつづけるんだ。
とにかく、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動きの内実が、ヨルダンとはまったくレベルが違う。
たしかにヨルダンも、テクニックは、ある程度のレベルにある。
それでも、その技術が、味方との組織プレーとして連動していかない。
それに対して日本の若武者は・・
活発な人とボールの動き(組織プレー)をベースに、次、その次の「スペース」を、協力して攻略していける。
この「差」が秘めるコノテーション(言外に含蓄される意味!)は、とても大きいんだ。
具体的には・・
自分が、個の勝負でスペースを攻略しようとするヨルダンに対し(だからスペースパスが、まったくといっていいほど機能しない)・・
日本の若武者は、「自分が行く・・」のと同時に、味方を「行かせる」ってな発想もあるわけだ。
そんな「連動」イメージが浸透しているからこそ、ヨルダンの、アグレッシブなボール奪取アタックを、うまく「逆利用」するようなスペース攻略プロセスだって、ブチかませる。
そう、柔道でいう、空気投げ(すみおとし)・・ね。
例えば・・
軽く「タメ」ることで、ヨルダン選手たちを「引き寄せ」、そのスキに、後方からウラのスペースへ走り込んだ味方へ、スルーパスを通しちゃったりする。
もちろん、我らが若武者は、美しい、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだって、何度もブチかましちゃう。
またボール奪取プロセス(守備)でも・・
忠実なチェイス&チェックだけじゃなく、マーキングやカバーリングをうまく機能させる中で、協力プレスへの集散も、うまくシンクロさせる。
そう、「予測ベース」で、連動ディフェンスをうまく機能させちゃうんだ。
まあ、言うまでもないだろうけれど、そこでの「最後の半歩というファクター」も、素晴らしい。
そんなだから、ヨルダン選手が仕掛けてくるハードな局面デュエルでも、日本の若武者は、常に有利なカタチに持ち込めるんだよ。
さて、これで、FIFA_U20ワールドカップへの出場権を掴み取った。
次の、イラクとの準決勝は、15日、そして決勝は、18日らしい。
フ~~ッ・・ハードスケジュールだ。
でも、千載一遇のチャンスだから、ここは、タイトルまで、粘り強く「取りに」いきましょう。
ガンバレ~、冨樫剛一&我らが若武者~!!