2023_J2_第4節・・城福浩ヴェルディ・・とても良かった・・その絶対ベースは、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しまくる、強烈な「意識と意志」に支えられた主体性プレー・・(徳島vsヴェルディv、0-2)

前節(ヴァンフォーレ戦)のコラムじゃ、リスクチャレンジが足りないって書いた。

でも今日は、攻守にわたって、積極的、攻撃的な「主体性プレー」が目立ちに、目立っていた。

もちろん、前言は撤回しないけれど・・

でも、ヴァンフォーレ戦の城福浩ヴェルディが、さまざまな意味合いで、「腰が引けていた」ってな印象は、いまでも残っているんだよ。

腰(積極性&攻撃性!?)が、引けている・・!?

そう、ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても・・

天皇杯優勝チームであるヴァンフォーレ甲府に対して、すこし、レスペクトが過ぎていた!?

まあ、そういう面もあったのかな~~・・

とにかく、このゲームでの城福浩ヴェルディは、攻守にわたって、ダイナミックな「主体性プレー」が光り輝いていたんだよ。

でも・・

そう、前半は、徳島に、イニシアチブを握られた。

これって、「風」の影響が大きかった!?

たしかに、風上にたった後半の城福浩ヴェルディは、しっかりとイニシアチブを握りつづけた。

その絶対ベースは、言うまでもなく、攻守ハードワークとリスクチャレンジの内実アップだよね。

特に・・

後半に入ってからワントップに張った、河村慶人の攻守ハードワークには、目を見張らされた。

彼は、後半の城福浩ヴェルディの「勢い」を増幅させる、大きな原動力だった。

また、齋藤功佑、森田晃樹、そして前節から先発に名を連ねるようになった林尚輝で構成する中盤トライアングル・・

彼らが魅せつづけた、主体的に、攻守ハードワークを探しまくるプレー姿勢(強い、意識と意志!!)も、ものすごくインプレッシブだった。

そうそう、そういえば・・

はじめて、先発に起用されたドイツ人プロ、マリオ・エンゲルスについても、簡単に。

やっぱり、ボールがないところでの「動き」が足りない。

だから、彼へのタテパスが「狙われ」、簡単に潰されまくっていた。

それじゃ、期待される「ポスト」の役割を果たせるはずがない。

彼自身も、悔しいだろうね。

でも、それが現実なんだから、これから「主体的」に工夫し、自身のプレー内容をアップさせていかなきゃいけない。

決して、自身の「低調パフォーマンス」の原因を「外」に求めちゃいけない。

もっと、もっと、積極的に走り、闘いまくろう。

そう、河村慶人のように・・ね。

あっと・・風の影響・・

前半のヴェルディ、そして後半の徳島も・・

時間の経過とともに、「やり方イメージ」が、うまく調整されたって感じた。

そう、風の影響を極端に受けるハイボールじゃなく、しっかりと、グラウンダーパスをつなぐようになったんだ。

フムフム・・

さて・・

そう、これからも彼らは、こんな拮抗したハードマッチを積み重ねていかなきゃいけない。

全体的な「サッカーのレベル」は、「J-1」も「J-2」も、高次平準化してきているからね。

だからこそ、攻守ハードワークとリスクチャレンジの「量と質」をアップさせていかなきゃいけない。

決して、守ってカウンター・・なんていう、後ろ向きのサッカーに頼っちゃいけない。

もっと、もっと、積極的、攻撃的に、チャレンジしよう。

まあ、現場からは、「そんなふうに仕掛けまくったら、一発カウンターでやられちゃう・・」ってな声が聞こえてきそうだけれど・・

実際、ボールポゼッション(イニシアチブ)の内実と、ゲームの結果は、いまのところ「逆相関」しているらしいしネ。

でも、そんなコトは、単なる「過渡期の現象」にしか過ぎないんだよ。

王道は、積極的、攻撃的な攻守ハードワークとリスクチャレンジ・・なんだ。

その意味で、城福浩ヴェルディにに対する期待は、今後も、天井知らず・・かな。

そう、大いなる目標に到達するためにね・・

そのコトが、言いたかった。