2025_J1_第38節・・浦和レッズ・・久しぶりのグッドフットボール・・やっと、ホントにやっと、来シーズンへ向けた希望に、輪郭が見えはじめた・・(レッズvsフロンターレ、4-0)

終わりよければすべてよし・・!?

いやいや、そういうわけにもいかないでしょ。

でも、相手は、実力に折り紙付きの長谷部茂利フロンターレだからね。

そんな強い相手に、見事に後塵を拝させたゲーム内容だったわけだから、たしかに来シーズンの輪郭が・・

レッズが、よいサッカーをやったってな一報が、ある方から寄せられた。

だから、アントラーズの優勝を見極め、コラムをアップしてから、レッズ対フロンターレ戦を、観ることにしたってな次第。

そして・・

・・やっと、本当にやっとだよな~~・・

・・なんて、観戦しながら、ちょっとアタマにきていたよ。

何せ、この試合は、リーグの最終戦(今シーズンの最終マッチ)だからネ。

なぜもっと早く、フォームを(チームの物理的、心理・精神的&戦術的な状態のことネ)高みで安定させられなかったんだ~!?

そういえば・・

以前のコラムで、こんなコトを書いたのを覚えている。

・・サミュエル・グスタフソン、中島翔哉、そしてマテウス・サヴィオを「一緒」にプレーさせたら、とてもよいハーモニーが生まれるのでは・・!?

そして、今日・・

そのトリオが、素晴らしく、攻守イメージングをシンクロさせられることを、確認させてもらった。

もちろん、それだけじゃなく、彼らは、もっと、もっと出来る。

特に、中島翔哉・・

ボールコントロール、パス能力、シュート能力など、やはり才能レベルは「世界」だ。

でも、まだまだ、相手をパニックに陥れるような、「以前」の仕掛けドリブルには、ほど遠い。

まだ、何か、怖いのだろうか??

ところで、私事なのだが・・

わたしは、右足を、二度、手術している。

一度は、腓骨の複雑骨折。

もう一つが、ヒザの半月板・・

この経緯については、わたしのバイオグラフィーでも書いたけれど・・

特に、帰国してから受けたヒザの手術では、「古いやり方」だったから、悪い結果に見舞われた。

だから、フルパワーでプレーするのが、最後の最後まで「怖かった」。

だから、中島翔哉の「悩み」が、少しは、分かるような気がする。

でも、だからこそ・・

そう、「恐る恐るプレーすれば、するほど」、次のケガを負ってしまう危険度が、増すんだよ。

とにかく、彼は、フッ切れたマインドで、全力で(記憶のなかのベスト状態で!)プレーするのが、望まれるんだ。

物理的にも、精神衛生上も・・ネ。

けしかけているように勘ぐられるかもしれないけれど・・

とにかく、中途半端な姿勢でプレーするのが、イチバンいけないんだよ。

そのコトだけは、確かな事実なんだ。

とうことで・・

この試合では、前述の三人に加え、安居海渡、渡邊凌磨、そして両サイドバックも、攻守にわたって、抜群の「チーム機能性」を発揮したと思う。

そうなんだよ・・

積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)がうまく機能すれば、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)も、どんどん上向くモノなんだ。

そして、彼らが秘める「才能」が、120%発揮されることで、「個」が重なり合い、うまく組織的な「シナジー」を増幅させつづける。

ところで・・

上記のプレイヤーたちは、来シーズンも残るんだよね!?

何か、聞くところによると、サミュエル・グスタフソンが、抜けるとか、抜けないとか・・

何せ、1シーズンもかけて選手たちを「解放」したんだからね。

そして、攻守イメージングの、高質なコラボレーションが、やっと、ホントにやっと「シナジー」を発揮しはじめた。

「それ」が失われてしまうのは、あまりにも、惜しい。

ホントに、ダイジョウブなのだろうか??

チト心配・・