2025_J1_第38節・・ものすごくハイレベルな「勝者メンタリティー」を感じさせてくれた、鬼木達アントラーズに、同じサッカー人として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります・・(アントラーズvsマリノス、2-1)

最後は、アントラーズの「横綱相撲」ってな雰囲気が支配するゲームになった。

そう、アントラーズが醸しだしつづけた「勝者メンタリティー」が、光り輝いたんだ。

素晴らしい先制ゴール、そしてレオ・セアラの(この試合での)2ゴール目・・

そんな完勝を目撃しながら、アントラーズの、勝負強い(!?)サッカーを体感させられていた。

そのアントラーズ・・

前節ヴェルディ戦では、かなり、「サイコロジカル」な課題が見えた。

そう、すこし「結果を意識しすぎた」アントラーズだったんだと思うわけさ。

とはいっても、最後は、まさに「見事に!!」勝ち切った。

ということで、アントラーズが感じさせてくれた、勝者メンタリティーだけれど・・

もちろん、それが「何か・・」なんて、言葉で表現しようとは思わない。

というか、そんなコトは、出来るはずがないんだ。

そう、その(心理・精神的な!)バックボーンは、さまざまな「環境的な条件と状況」に応じて、どんどん、カタチを変えていくからね。

でも、まあグラウンド上の現象としては・・

そう、攻守にわたる、個々のプレー内容と、そこで放散されつづけた雰囲気(!?)からは・・

誰もが、明確に、アントラーズの強者どもが秘める、強烈な「意識と意志と意地」を感じたコトでしょ、

例えば、ボール奪取プロセス(守備)・・

もちろん、忠実&ダイナミックなチェイス&チェック(寄せ)は、いつもの通り効果的。

でも、局面デュエルとなったら・・

決して彼らは、「無理」をしてボールを奪い返そうとはせず・・

さまざまな意味合いを内包する「心の余裕」をもって、組織的に(!)局面デュエルに臨んでいたんだよ。

そう、感じた。

またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても・・

決して「蛮勇」を誇示するような「無謀な個の勝負プレー」などは、封印し、常に人とボールを動かしながら「組織プレーを機能させる」ことを、強烈に意識していた。

もちろん「そんな心理精神的な傾向」は、このゲームが、シーズンのなかでもっとも大事な勝負マッチだったからこそ・・!?

まあ、そういうコトなんだろうネ・・

それでも、そんな「冷徹」なメンタリティーを、これ以上ないほど効果的に、表現できたコトについては、もう称賛しかない。

とにかく・・

最後の最後に、ものすごくハイレベルな「勝者メンタリティー」を魅せてくれた、鬼木達アントラーズに、同じサッカー人として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。

ほんとうに、おめでとうございました。