2025_攻守ハードワークの根源バックボーンについて・・
ACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)・・
一昨日のマリノス、昨日のミヒャエル広島サンフレッチェ、吉田孝行ヴィッセル、そして長谷部茂利フロンターレを観ながら・・
やっぱり、ボールがないところでの攻守アクションの量と質こそが、ゲームのすう勢(サッカー内容)を左右する決定的ファクターだよな~・・ってな思いが、アタマを駆けめぐっていた。
たしかに長谷部茂利フロンターレは、不運なオウンゴールで惜敗を喫してしまったけれど、まあ、あのサッカーだったら、次のホーム戦では、リベンジしてくれるでしょ。
その他のチームは、内容でも、結果でも、しっかりと勝ち切った。
外国人の助っ人を多く擁する相手チームも、もちろんツボにはまったら危険。
それでも、全体的な人とボールの動きと、そのリズムという視点では、要は、ボールがないところでのアクションの量と質というテーマだけれど、日本チームとの差は、一目瞭然だった。
まあ、そのテーマについては、一昨日の、上海海港vsマリノス戦コラムで、採りあげた。
また、そのテーマを突き詰めながら・・
才能を、実効あるカタチで進化&深化させられる、もっとも大事な要素もまた、ボールがないところでのアクションの量と質だって再認識していたモノさ。
このポイントについては、谷川萌々子に触れた、この「ナデシココラム」もご参照あれ。
谷川萌々子の、「あの怠惰な」ボールがないところでのアクションの量と質。
彼女の才能については、誰も、異論をはさまないでしょ。
だからこそ・・
そう、彼女のプレーぶりを観ながら、心配が、募ったモノさ。
わたしは、これまで60年ちかく、「良いプレイヤー」というテーマを、掘り下げているんだ。
そう、プロコーチとして・・
・・「諸刃の剣」としての天賦の才と・・
・・逆に、その天才の「エゴ」を「認めざるを得ない」という現象の「相克」に、思いを馳せるんだよ。
認めざるを得ない「天才」・・
言わずもがなの、ディエゴ・マラドーナやリオネル・メッシ等など・・
チームメイトは、ヤツらの天才を、自分たちのために「も」活用するために、納得して(!!)ヤツらのための汗かきハードワークをこなす。
そこでは、決して、その天才の「サボリ」を追求したりしない。
まあ、マイノリティー・メディアのなかには、その「怠惰プレー」を糾弾する人たちもいるだろうけれど・・
わたしは、そんな「相克」を、常に、テーマにしてきた。
そこでは・・
・・ドイツの英雄、故ヘネス・ヴァイスヴァイラー・・
・・オランダの英雄、故リヌス・ミケルス・・
・・ウクライナの英雄、ヴァレリー・ロバノフスキーといった、世界サッカーのレジェンドにも、そのテーマについて、何度も、教えを請うた。
要は、「相克」において、どちらの「価値」が優っているかの「見極め」ね・・
そうなんだよ、サッカーの歴史のなかでは、もう、数え切れないほど多くの、「勘違いした天才」が、いたんだよ。
え~~っと、最後に・・
攻守ハードワークのバックボーンを、簡単にまとめておきましょうか。
その絶対ベースは、なんといっても、強烈な「闘う意志」だよね。
それを大前提に「まとまって」いるチームだからこそ・・
・・攻守にわたって、積極的、攻撃的に仕事を探すプレー姿勢とか・・
「主体性プレー」とか、「自己犠牲プレー」などなどといった、「現場」のプロ仲間たちが、心から敬愛する「タイプ」のプレイヤーを輩出できるんだ。
今回は、「ボールがないところでのアクションの量と質」という、良いサッカーの「根源ファクター」について、思うところを書いてみることにチャレンジしました。
例によって、このまま、「エイヤッ!!」でアップしちゃう筆者なのであ~る。
へへっ・・