2025_J1_第34節・・こんな神様スクリプトの究極ドラマは、心臓によくない・・(ベルマーレvsサンガ、1-1)
さて~・・
書き出しをどうしようか・・
それにしても、追加タイム・・
結局15分近く、ロスタイムをとった。
何か、このところ、ペナのなかでのハンド判定とか、追加タイムの判断とか・・
ちょっと、レフェリングに対して、フラストレーションがつのっている。
まあ、次のレフェリー・ブリーフィングでは、そのフラストレーションについて、わたしの考え違い(!?)も含めて、いろいろと質問してみよう。
まあ、とはいっても、このゲームでの「神様スクリプト」が、あまり経験したコトがないほどの紆余曲折を魅せつづけたのは確かな事実だった。
ということで・・
このゲームを観ながら、昨日の勝負マッチが脳裏に浮かんだってなコトから入りましょうか。
そう、マリノス対レッズ・・
その試合とこのゲームでは、たしかに微妙な心理バックボーン的な違いはあった。
昨日のゲームでは、このゲームでのベルマーレ同様に、マリノスが、絶対に勝ち点3を奪いとらなきゃいけなかった。
それに対して(昨日の)レッズは、この試合でのサンガが、優勝レースのど真ん中なのに対し、「ほぼ」リーグ優勝の可能性が、手の中から滑り落ちていた。
そう、勝ち点3への「熱量」は、あきらかに、マリノスの方が勝っていたんだよ。
でも、今日は、両チームともに、勝ち点3への「熱量シチュエーション」は、ほぼイーブン!?
そんなシチュエーションの内実は、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)での、チェイス&チェック(寄せ)の爆発エネルギーに如実に現れてくる。
とにかく・・
この試合では、両チームともに、ボール奪取プロセス(守備)での熱量に遜色なかったんだ。
まあ確かに、立ち上がりは、(より具体性のある!?)サバイバル・エモーションによって(!?)ベルマーレがイニシアチブを握ったよね。
でも、時間の経過とともに、チョウ・キジェ京都サンガも、勢いを増幅させていくんだ。
とにかく、両チーム選手たちが振りまく、「強烈な意識と意志」が、火花を散らしていたんだよ。
でも・・
そう、そんななかで、サンガの「闘う意志」の重鎮、鈴木義宣が、レッドカードを喰らってしまうってな神様ドラマがスタートするんだ。
それは、前半に29分に、鈴木章斗の先制ゴールが決まってから16分後の出来事だった。
あっと・・
その先制ゴールの7分後には、サンガがPKを獲得したんだっけ・・
でも・・
原大智が放ったPKを、ベルマーレGK真田幸太が、止めちゃうんだ。
そんなドラマの予感のなか、後半がはじまった。
たしかに、その立ち上がりのサンガ・・
彼らは、チョウ・キジェの「闘うマインド」そのままに、一人足りないコトを、まったく感じさせない、チェイス&チェック(寄せ)をブチかますことで、イニシアチブを握っちゃうんだよ。
でも・・
これまた優れたプロコーチ、山口智に率いられたベルマーレも、黙っちゃいない。
数的優位に立ったチームの、プレーを「待ってしまう」ってな悪癖を、すぐに修正させちゃう。
そして、それまで同様の「主体的な、攻守ハードワーク」をブチかますんだ。
だからこそ、ベルマーレは、ゲームの主導権を握るコトができたっちゅうわけだ。
それだけじゃなくベルマーレは・・
そんなポジティブな流れのなかで、少なくとも二本の、決定的ゴール機会まで創りだしちゃう。
そんなゲーム展開だったら、まあ、ベルマーレの、5月以来の「勝ち点3」は、堅いのかも・・
わたしの脳裏には、またまた、そんな安易な発想が、浮かぶんだよ。
そして、そんなイージーな発想をあざ笑うかのように・・
延長10分に、神様スクリプトの究極ドラマが、クライマックスを迎えたっちゅうわけだ。
それにしても・・
そう、後半30分にグラウンドに立った「左足の魔術師」、山田楓喜のクロスボールの危険なコト。
あれほどの「ハイクオリティクロス」だから・・
ヘディングで同点ゴールをゲットした、サンガ守備の須貝英大が、後方から、全力でファーサイドスペースへ全力ダッシュで入り込んでくる「期待」は、よく理解できるね。
ということで、こんな神様スクリプトのドラマは、心臓によくない。