2025_ ナデシコ・・立派なエポックメイキングな勝利・・わたしは、勝負シーンへ臨んでいくナデシコ選手たちの、表情や姿勢(勇気)を観ながら、彼女たちの「確信の 内実」を、ヒシヒシと体感しつづけていた・・(アメリカvsナデシコ、 1-2 )
すごい~っ!!、ナデシコ・・
歴史上、アメリカに対して、二つ目の勝利を、それも、立派な内容で、奪いとった。
わたしは、2011年ドイツ女子W杯を、1ヶ月半、現地で、ずっと追いつづけた。
そのときの決勝の相手も、アメリカ。
でも、結果は引き分けで、なだれ込んだPK戦での勝利だったから、その勝利は、「勝ち」とはカウントされないんだよ。
その決勝のレポートは、「このコラム」をご参照あれ。
そこでも書いたけれど、そこでの内容は、やっぱりアメリカに、イニシアチブを握られた。
でも、このゲームでは、さまざまな視点で、互角のコンテンツだったと思う。
それについて、こんな表現は、いかが!?
十分以上に(互角に!?)やれてる感・・
新任監督、ニルス・ニールセン率いるナデシコは、「そんな感性」で、着実にステップアップしているって体感させてくれた。
前述した、2011年ドイツ女子W杯の決勝の「内容」よりも、攻守にわたり、勇気をもって、しっかりチャレンジできているってな視点でもネ。
とにかく、近年のアメリカ戦と比べても、互角に(それ以上に!?)渡りあっていけるっ(!)ってな感じ。
へへっ・・
そんな「頼もしさ」を感じさせれくれたナデシコの絶対ベース・・
それは、何といっても、ボール奪取プロセス(守備)での、チェイス&チェック(寄せ)と、その積極的&攻撃的アクションへの、周りの連動性が素晴らしかったからだね。
その勢いは、ゲームの終盤でも、まったく衰えを知らなかった。
とにかく、ニルス・ニールセンは、ゲーム後インタビューでも語っていたように、選手たちに対して、色々な意味を内包する、「積極的&攻撃的な感性」を浸透させているって感じるよ。
わたしは、現場の人間として、そんな積極的&攻撃的、もっといえば、究極の「主体性マインド」を植えつけることの難しさを知っているつもりだ。
ちょっと難しい表現になるけれど・・
要は、攻守にわたる「チャレンジ」へ向かう、本質的な「深層心理」のコト・・
その気持ちが、どこまで「突き抜けているか」っちゅう、分かりにくいディスカッション。
ゾーンにはいる!?
まあ、そうとも言えるんだろうけれど・・
とにかく、勝負シーンへ臨んでいくナデシコ選手たちの、表情や姿勢(勇気)を観ながら、彼女たちの「確信の内実」を、ヒシヒシと体感しつづけていたよ。
まあ、かいつまんで言えば・・
「やれるっ!! いけるっ!!」ってな自信と確信をもってチャレンジしていくのと、「どうなるだろうか!?」ってな感性で「行く」のとでは、結果に、大きな「違い」が出てくるっちゅうわけさ。
それって、「シュート決定力」ってな、つかみ所のないファクターにも、言えるんだよ。
そんな「ギリギリの感性」でも、とても頼り甲斐のあるナデシコなんだ。
たしかにアメリカからは・・
一発ショートカウンターでのスピードや高さ、パワーでは、大きな差があるって感じさせられたけれど・・
それでも、我らがナデシコは、決して「引く」ようなマインドではなく、あくまでも、前向きに、「いけるっ!! やれるっ!!」ってなオーラを、前面に押し出してプレーした。
だから、最後の最後まで、彼女たちの「勝利を疑う」ような気持ちは、これっぽっちも、アタマに浮かんでこなかった。
とにかく、おめでとうございました。
貴女方は、日本サッカーのアイデンティティになった。
わたしは、アイデンティティを、「誇りのリソース」って定義するんだよ。
最後に・・
2011年ドイツ女子W杯、決勝の後日談として、「こんなコラム」や「あんなコラム」、またまた「そんなコラム」や「あんなコラム」もアップしたから、是非、ご一読アレ。
ということで、ものすごくハッピーな心持ちで、筆を置く、筆者なのでした~~・・
また、ニルス・ニールセンの試合後インタビューで、名前が挙がった、佐々木則夫さん(サッカー協会女子部責任者!?)。
ホントに、良い仕事をしている。
同じサッカー仲間として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。