2025_J1_第4節・・山口智ベルマーレが魅せつづけた、攻守にわたって「仕事」をさがしつづける主体性プレーに、舌つづみを打っていた・・(マリノスvsベルマーレ、1-1)
山口智ベルマーレ・・
とっても、強くなっている。
強い!?
もちろん、その意味は・・
サッカーの全体的な内容がアップしているからこそ、勝負プロセスにおいて重要なファクターも、大きく充実しはじめているっちゅうニュアンスだよ。
とにかく彼らが、リーグランキング首位に君臨しているのは、決して、フロックじゃない。
その視点から、コラムを書きはじめることにした次第。
そんな「充実した強さ」を魅せているベルマーレの絶対バックボーンは、何といっても・・
選手たちのイメージングが、「オーソドックスで高質な、組織サッカー」という概念で、統一されているっちゅうコトかな。
あっ、分かりにくい!?
スミマセン・・
要は、攻守にわたって、選手たちが、その「目的」を達成するための「仕事」を強烈に意識し、常に、自分から「その仕事」を探しつづけているっちゅうコトだね。
えっ、もっと分かりにくくなった!?
も~~っ・・
とにかく・・
攻守ハードワークとリスクチャレンジの機会を、自分から「探そう」としなきゃならない・・
「そこ」で、積極的に「バラランスを崩していこう」とする姿勢も、重要な成功ファクター・・
・・ベルマーレでは、そんな、攻守にわたって、最高の「主体性プレー」をブチかまさなきゃいけないという雰囲気が、チームのなかに、充満しているっちゅうことだね。
だから・・
そう、ボール奪取プロセス(守備)における、特に、チェイス&チェック(寄せ)をブチかましていく勢いが、ハンパないんだよ。
またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、一人の例外もなく、決定的スペースを突いていく(探し出そうとする!)ってな「意志」も、ハンパない。
そんな、ボールがないところでのアクションの(闘う意志の!?)量と質の素晴らしさを体感させてくれたのは、ベルマーレ同点シーン。
最後にシュートを決めたのは、後半から交代出場した石井久継だったけれど(こぼれ球を押し込んだ、典型的なゴッツァンゴール!)・・
実は、そのゴールを生み出した(陰の!?)ヒーローは、平岡大陽だったんだ。
彼は、そのゴッツァンゴールの直前に、マリノスGK、名手パク・イルギュが弾いたシュートを放った張本人だったんだよ。
彼は、(その時点での)ボールホルダー鈴木雄斗からのタテパスを受けようと、後方から少なくとも30メートルは、全力スプリントで、決定的スペースへ、走り抜けていった。
そして平岡大陽は、鈴木雄斗からのタテパスが「こぼれた」ところを、そのままダイレクトで、シュートをブチかましたっちゅう次第。
そうなんだよ・・
その同点ゴールプロセスの主役は、見まがうことなく、平岡大陽だったんだよ。
平岡大陽がブチかました、ボールがないところでの、3人目の、全力フリーランニング。
それは、もちろん、サッカーじゃ、当たり前の「プレー姿勢」なんだけれど・・
それを、「やりつづける」コトは、そんなに、簡単じゃない。
だからこそプロコーチ(監督)は・・
選手たちが、自ら、「仕事を探そう・・探したい」と、チャンスを渇望するように、心理的にマネージする(モティベート)するわけだ。
わたしは、ベルマーレ監督、山口智を、皆さんもご存じのように、高く評価している。
まあ私は、山口智と、直接コミュニケートしたわけじゃないけれど・・
そりゃ、選手たちの、グラウンド上での「プレー姿勢」を観ていれば、分かるよ。
とにかく、そんな主体性プレーの「ポジティブな内実」は、心地よいコトこの上ない。
あっと・・
もろちん、マリノスも、徐々に、調子を上げているよね。
でも、このコラムでは、山口智ベルマーレにスボットを当てようと思ったのさ。
マリノスサポーターの皆さん、ご容赦あれ・・