2024_J1_第26節・・とにかく、チョウ・キジェ京都サンガの勢いが、この敗戦でダウンするようなコトは、まったくないと確信している筆者なのだ・・(アルビレックスvsサンガ、2-0)

レビュー

チョウ・キジェ京都サンガのゲーム内容・・

それは、5月の末頃からつづいている、サンガの快進撃そのままに、とても良いモノだった。

チョウ・キジェ応援団の筆者だから、嬉しい限りではあります。

でも、このゲームでは・・

・・何もないところから、失点してしまった・・

ダゾン試合後インタビューで、チョウ・キジェが語っていたように、たしかに、「エッ!?」ってな感じの一発勝負プレーからピンチを招き、そのまま失点につながった。

まさに、火のない所から煙が立った・・ってな感じ。

ところで、サンガの良いサッカー・・

それは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)でのハードワークの量と質に、拠る。

そして攻撃でも、何人かの「個の才能」を、とてもうまく活用し切っている。

もちろん、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の大前提は、活発な、人とボールの動き。

それがあればこその、「個の才能の効果的な活用」なんだ。

相手が、同じように、イニシアチブを掌握しようとする戦術アイデアのアルビレックスだからこそ・・

サンガは、忠実でダイナミックな「前からプレス(寄せ)」を、うまく機能させつづけることで、イニシアチブを握りつづけたっちゅうわけだ。

でも・・

後半にはいってからは、その前からプレス(寄せ)の勢いに、陰りが見えはじめた。

そして、そんなゲーム展開の「微妙な変容」に合わせるように、松橋力蔵アルビレックスのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも、勢いがのっていくようになった。

そう、彼らが、人とボールの動きを、効果的に「加速」させられるようになったんだ。

それが、鈴木孝司から、松田詠太郎へのスーパースルーパスにつながった!?

それだけじゃなく・・

ボールを持った松田詠太郎のスーパーな「タメの発想」を支え、そして、後方から走り込んでくる谷口海斗への、まさにピンポイントのラストクロスの発想までも、支えた!?

まあ、それは、単に、わたしの仮説にしか過ぎないけれど・・

それでも・・

「あの時間帯」における、アルビレックス組織サッカーのペースアップ(自信の増幅!?)を感じていた筆者には・・

あの追加ゴールのバックボーンには、確実に「それ」があったって、思えるのさ。

とにかく・・

チョウ・キジェ京都サンガの勢いが、この敗戦でダウンするようなコトは、まったくないと確信している筆者なのだよ。