2024_J1_第21節・・ちょっ と、コンサドーレのサッカー内容への落胆が大きすぎる・・たしかに、何人かを除けば、意識と意志ポテンシャルは、徐々にアップしていると思うけれど・・そ れでも、攻守にわたって、最後のところでの「粘り」が感じられない・・(コンサドーレvsアルビレックス、0-1)
レビュー
うん、それは、納得できる・・
そう、前半38分の、長谷川竜也の選手交代。
何せ、長谷川竜也は、チャンスの流れを、ことごとく「無為に中断」させていたわけだから。
わたしも、ゲームを観ながら、なんど「チッ!」って、舌を鳴らしたモノか。
長谷川竜也には、仕掛けのタテパスや、突貫小僧ドリブルってな、積極的&攻撃的な「攻撃プレー」を期待しているんだよ。
でも彼は、ボールをもっても、安易なキープをするばかり。
それは、明らかに、自ら「仕掛けていこう」とする積極的&攻撃的な意志とは、真逆の姿勢だ。
そして相手に詰められ、逃げの横パスやバックパスを打つ。
交替を告げられた長谷川竜也は、すごく不満そうではあったけれど・・
この交替が、チームの「ポジティブ刺激」になったコトも、確かな事実だった。
そう、そこからコンサドーレのプレー姿勢は、明らかに活性化していったんだよ。
それまでの彼らは、とにかく、アルビレックスの「後追い」だった。
そんなだから・・
繰り返し、(決定的な!!)ゴール機会までも創りだされちゃうのも、道理。
それに対してコンサドーレは、まったくといっていいほど、スペースを突いていけない。
彼らの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)は、まさに、単発。
周りの、ボールがないところでのアクションの量と質が、まったく伴っていないんだ。
そんな体たらくのコンサドーレだったけれど・・
そう、「あの」選手交代による「強烈な刺激」によって(!?)、選手たちが目を醒ましたかもしれない・・と、感じられたんだ。
とにかく、それまでの「後追い」から、攻守にわたり、より、テメーたちが主体になったサッカーが展開できるようになりはじめたんだ。
もちろん、その絶対ベースは、ボール奪取プロセス(守備)。
そう、チェイス&チェック(寄せ)が、より積極的になったんだよ。
もちろん、「それ」に伴って、ボールがないところでのアクションの量と質もアップしていった。
そんな「変化」だったから、観ているこちらの期待も、膨らみつづけたモノさ。
でも、結局・・
そう、交替した鈴木武蔵や、小林祐希といった、チームを引っ張らなければならない選手たちの、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢が、アップしていかない。
そして、徐々に・・
サッカーの絶対バックボーンである、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢で、再び、アルビレックスの後塵を拝するように、意識と意志ポテンシャルが、ダウンしていっちゃう。
たしかに、後半7分、アルビレックス谷口海斗に決勝ゴールをブチ込まれてからは、少しは、積極性や攻撃性はアップしたけれど・・
それでも、そんな「ヤル気」が、うまく周りと「連動」していかない。
そう、ボールがないところでのアクションの量と質(サポート)が、うまく噛み合わないんだ。
それじゃ、チームプレーの「シナジー効果」など、期待できるはずがない。
さて、ということで・・
わたしは、コンサドーレの「意識と意志ポテンシャルの高揚」に期待していたワケだけれど・・
ここ数試合の「サッカー内容」を観ながら、彼らの「心理・精神的バックボーン」が、より充実してきているって感じていたんだよ。
でも、その期待は・・
いまだ、闇のなか。
キャプテン、駒井善成の、まさにスーパーな、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢を、清々しいマインドで体感しながらも・・
チーム全体の高揚に期待し「過ぎている」のだろうかと、不安な気持ちにさせられている。