2024_U23親善・・パリ本大会でのメダル獲得が、目に見えるようだ・・楽しみだね~・・(アメリカvs日本U23、 0-2)
実は、わたし・・
前回(2023年10月18日@USAフェニックスライジング)、「4-1」で敗北を喫した、アメリカU23チームとの親善マッチは、観ていない。
でも、このゲームを観ていると・・
何となく、当時のマッチ推移が、見えてくるような・・
そう、当時も・・
このゲームのように、全体的なイニシアチブは、大岩剛ジャパンが、牛耳っていたに違いないって思えてくるんだよ。
でも、ゴール(その機会の創出!)という意味合いでは、アメリカに「やられて」しまった・・!?
そのコトについては、現地でフルタイム取材(プレスADなし!!)を敢行した、2000年シドニーオリンピックでの勝負マッチコラムも、ご参照ください。
そこ(準々決勝)でも、日本代表は、内容的には互角以上のサッカーを魅せた。
でも結局は、「勝負」という視点で、少しだけ足りなかった(2対2でPK戦負け)。
また、アメリカのサッカー(環境)については・・
「The Core Column」で発表した、「こんなコラム」や「あんなコラム」も、ご参照あれ。
ということで、この試合での、アメリカ・オリンピック代表。
たぶん彼らは、前回のトレーニングマッチでは・・
基本的に、大岩剛ジャパンに、ゲームの流れのイニシアチブを握られながらも・・
そのなかで繰り出していく、単発的な仕掛けで、ゴール機会を創りだした!?
一発カウンター、放り込みとか、ロングシュートとかが、ツボにはまってしまった!?
とにかく、大岩剛ジャパンは・・
ボール奪取プロセス(守備)で、抜群の機能性を魅せつづけて、いたんだ。
攻守の切り替え(トランジション)、チェイス&チェック(寄せ)、局面デュエル、マーキング&カバーリング、協力プレスの輪(選手の集散)、そして、最後の半歩というファクター。
それらすべてのファクターで、大岩剛ジャパンは、USAを、凌駕しているんだ。
だからこそ・・
そう、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、スムーズ&クリエイティブに、人とボールを動かしつづけられたっちゅうわけだ。
そう、ボール奪取プロセス(守備)が、うまく回っているからこそ、選手たちの、ハードワークへの意欲も、天井知らずってなコトになるのさ。
そこで、特筆だったのは、何といっても・・
ゴール機会クリエイションの、キーポイント・・
そう、最終勝負プロセスにおける、個の突貫小僧ドリブル勝負(左サイドの斉藤光毅!)と・・
ワンツーを積み重ねる、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションの、美しくハイレベルの「バランス」なんだよ。
このところ、このテーマに、かなり入れ込んでいる、筆者なのですよ。
それは、もう何度も書いているように、組織サッカーのレベルが向上していることで・・
簡単には、スペースを攻略できなくなっている昨今だからサ。
だからこそ、この「組織と個のバランス」という視点が、大事だって、より強く意識するようになったっちゅうわけだ。
もちろん、基本は、正確で素早い「足許パス」。
それが、うまく回っているからこそ・・
ボールがないところでのアクションの量と質も、アップさせられる。
そして、そのことで・・
人とボールの動きを「加速」させられるし、大きな武器になる、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションも、より活発に、ブチかませるようになる。
たしかにアメリカは、高さとかパワーでは、比類ないクオリティーを有している。
でも、大岩剛ジャパンがブチかます、攻守ハードワークとリスクチャレンジあふれる、主体性プレーには、とても高いレベルの「戦術理解と共有」が内包されているんだよ。
この試合では、そのことを再認識できた。
そう、パリ本大会での、大岩剛ジャパンの「大」活躍が、目に見えるようなんだ。
期待が、高まりますよ、ホントに。
ガンバレ~、大岩剛ジャパン~~っ!!