2024_ACL 決勝の2・・逆境を、「あそこまで」耐え抜いていたトコロまでは、東地区ファイナルのウルサン戦を、彷彿させられていたけれど・・でも結局は・・それでも 私は、マリノスの勇者たちを、誇りに感じていました・・(アルアインvsマリノス、5-1 )

フ~~ッ・・

まあ、仕方ない。

第一戦コラムでも書いたけれど・・

彼らの強みは、なんといっても、世界クラスの(アルゼンチン、パラグアイ、モロッコなどの)外国人プレイヤーを、かき集めることで誇示する個のチカラ。

特に、スピード(高さ)とパワーに、格段の強みを魅せる。

そんな、インディビデュアル特性を、アルゼンチンの英雄、エルナン・クレスポ(監督)が、うまくまとめ、活用し切ったというわけだ。

ボール奪取プロセス(守備)では、 第一戦コラムで書いたとおり、アルゼンチンの「強力エッセンス」がふんだんに盛り込まれている。

そこで彼らが魅せつづけた、「徹底サッカー」は、たしかに見応え十分だった。

またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、カウンターを中心に、ものすごくシンプルに、「組織と個」をバランスさせる。

組織と個のバランス・・

彼らは、人数をかけ、「人とボールを動かしながら、チームで攻め上がる・・」なんていうイメージングは、持ちあわせていない。

そうではなく、シンプルな(足許)パス交換によって小さなスペースを攻略し、そこから、ドリブル勝負や、最終勝負の「ワンツー」で、シュートまでもっていく。

まあ、彼らが擁する「個の才能」は、たしかに世界一流だし、そんな「やり方イメージング」が、クレスポによって、徹底的に、すり込まれているっちゅうわけだ。

そんな強いアル・アインだけれど・・

そう、我らがマリノスだって、自分たちの特長を活かしきるサッカー(イメージング)を誇示した。

完全アウェーの雰囲気のなかで、リードを奪われ、退場者まで出してしまう。

そんな逆境を、耐えていた彼らだったけれど、結局は・・

とにかく・・

そんなふうに、逆境を耐え抜いていたトコロまでは、東地区の決勝、対ウルサン戦で魅せた「粘り」のイメージに、アタマが占拠されていたんだ。

でも、結局は、耐えきれなかった。

それでも私は、彼らの「闘いぶり」を、誇りに感じていましたよ。

本当に、よく闘い抜いた。

お疲れ様でした。