2024_U23アジアカップ・・やっぱり、組織と個のバランス、またダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションってなテーマに行き着いちゃう・・(UAEvs日本、 0-2)

大岩剛は、ホントに、良い仕事をしている。

第一戦から7人も選手を入れ替えたにもかかわらず、攻守にわたる「イメージング」が、美しく、実効レベル高く、シンクロしつづけていた。

特に、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション。

それがあるからこそ、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の実効レベルを、これ以上ないほど高められる。

ダイレクトパスでは、特に、「その次」のプレイヤーのイメージング(動き)が決定的な意味をもつ。

そう、相手ディフェンダーの「守備イメージング」を超越する、3人目のフリーランニング・・ね。

その「人の動き」で、大岩剛ジャパンは、相手守備のイメージングを、振り回しつづけたんだ。

もちろん、局面でのトラップ&コントロールも素晴らしかったし、そこからのボールの動き(パス)も、とにかく軽快この上なかった。

その、サッカーにおける基幹テクニック&スキルとも呼べる、トラップ&コントロールについては、「このコラム」や「あのコラム」も、ご参照あれ。

ところで、中東との勝負マッチ・・

以前、中東チームとやるときは・・

どうしても、局面でのボールコントロールシーンで、相手の、身体「ごと」寄せてくるパワーチャージに、やられてしまう(バランスを崩されてしまう!)ことが多かった。

でも、大岩剛ジャパンでは・・

そう、相手ディフェンダーが寄せてくる「直前タイミング」で、スッ、スッと、ボールを動かしちゃう。

軽快で効果的な、「人とボールの動き」じゃないか。

もちろん、局面デュエルなっても、我らがU20の勇者は、勇気とスキルをもって、まったく動ぜずに、ボールをキープしちゃうんだ。

まあ、それは、「ボールの動きの停滞」とも言えそうな状態だけれど・・

そこからの「動きのやり直し」でも、選手の「試合運びイメージング」が、ダウンするコトはない。

そんな、「メンタルの強さ」もまた、大岩剛の「心理マネージメントのウデの証明」っちゅうコトだ。

あっと試合の流れ・・

面白かったのは・・

ゲーム立ち上がりは、「しっかり守ってカウンター」、そう「一発ロング&こぼれ球キープ」ってな試合運びイメージングのUAEだったけれど・・

失点してからのUAEのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)が、少し、積極的になりはじめたんだよ。

それでも、まったくといっていいほど、大岩剛ジャパン守備の、ウラの決定的スペースを攻略できそうな雰囲気を、醸(かも)し出せない。

そんなゲーム展開を観ながら、思った。

やっぱり彼ら(中東)は、今でも、「個のゴリ押しサッカー」から、まったく脱却できていない・・ってね。

それに対して日本は・・

そう、より高いレベルのチーム戦術を、どんどん、進化&深化させつづけている。

キーワードは、もう数え切れないほど繰り返した、人とボールの動きと「そのリズム」っちゅうわけだ。

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、とにかく、相手守備イメージングを、惑わせ、それを超越することが求められる。

だからこその、人とボールの動き・・っちゅうわけだ。

現代サッカーのトップは、何といっても、ヨーロッパ。

そこでは、とにかく、人とボールの動きの「速さ、スムーズさ等」がハンパなく進化&深化している。

そして・・

そう、そんな組織プレーと、スペースを攻略したところからブチかまされる「個の勝負プレー」とのバランスもまた、ハンパなく進化&深化しつづけているんだよ。

そう、わたしもよく使う、「組織と個のバランス」・・ね。

そこで躍動する、「個の才能」については・・

さまざまな「意味合い」を内包する「国際化」を、採りあげたいね。

ヨーロッパのトップチームのほとんどは、「世界選抜」的な様相を呈しているんだよ。

世界中のサッカーは、(映像)情報の「国際化」によって、大きく発展しているよね。

そんな、「イメージトレーニング」で培われた「若き才能」が、早い段階から、ヨーロッパのトップチームに請われ、成長をつづけているっちゅう「構図」なんだ。

中東チームでも、多くの「中心選手」たちは、ヨーロッパでプレーしているよね。

だからこそ、彼らの「個のゴリ押しサッカー」の背景が気になる。

社会体質や生活文化こそが、サッカーの根源的な「イメージング」を左右する!?

さて~~・・

あっと、チト、脱線が過ぎた。

ということで、予選グループの最終戦、韓国との頂上対決ということになった。

いまから楽しみで、仕方ありません。

皆さんも、トコトン、愉しみ尽くしましょう。