2024_アジアカップ(7)・・人とボールの動きと「その質」といディスカッションを簡単に・・そう、美しい質実剛健サッカーを、進化&深化させるためにっ!!・・(サウジアラビアvs韓国、1-1、PK=2-4)
よかった・・
内容で優っていた韓国が、準々決勝に駒を進め、「そこ」でオーストラリアとガチ勝負を展開することになった。
でも、このコラムでは・・
そう、「人とボールの動き」というテーマを、簡単に、「深掘り」しようと思った。
そう、「スペースパスと足許パス」というテーマね。
要は・・
その「動き」を、次の「スペース攻略」に、効果的につなげられているかどうかという視点。
そう、周りのチームメイトたちの「足が止まった」状態で回す「足許パス」じゃ、相手の「裏のスペース」を突いていくことなんて、出来やしない。
そのボールがないところでの「動き」の量と質という視点で、やっぱり、韓国に、一日の長があった。
とはいっても・・
そう、サウジの先制ゴールシーン。
ラストパスは、(見た目!?)ダイレクトだった。
でも、それって・・
単純に、トラップミスが「流れ」てしまっただけなんじゃ、ネ~の!?
そう、偶発的な、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション・・
そして「そのボール」が、シュートを決めたサウジ選手の眼前スペースに「流れていった」だけだった(・・と、思う)。
ということで・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動き・・
たしかに韓国「も」、ソン・フンミンの「個の突破」に懸けるという「イメージング」はある。
でも、「その仕掛け」は、あくまでも、ソン・フンミンが、良いカタチで(フリーで!)ボールをもてたとき、だけだよね。
そのソン・フンミンにしても、しっかりと「人とボールを動かす」というイメージングがあった。
だからこそ、「周り」のチームメイトたちの「足」が、止まらなかったっちゅうわけだ。
そこなんだよ、ソコ。
周りのチームメイトたちは、「次の仕掛け」について、さまざまな「イメージング」を描きながら、動く。
そのイメージングで、協力して「スペース」を攻略していこうという「コンテンツ」が「弱い」場合。
そりゃ、人とボールの動きは、加速せず、足許パスばかりになっちゃう。
そう、周りの選手たちの「確信レベル」こそが、テーマの本質っちゅうわけだ。
その、「人の動き」に関する確信レベルを「押し上げる」コトもまた、プロ監督の、最重要ミッションの一つなんだよ。
その視点で、韓国は、サウジの、一歩も、二歩も、先をいっていたんだ。
もちろん、見た目には、両チームともに、「足許パスのオンパレード」ってな感じではあったけれど・・
それでも、そんななかでも、韓国プレイヤーたちは、「次のフリーランニング」も、着実に、アタマのなかに描き「つづけて」いたっちゅうわけだ。
だからこそ、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の「内実」では、確実に、韓国に軍配が挙がるっちゅうわけだ。
ということで、韓国が勝ってよかったって(世界サッカーの進化&深化のために!!!)と思い、彼らに称賛と感謝の拍手をおくっていた筆者なのであ~る。
へへっ・・