2023_J2_ 第38節・・立派なサッカーを魅せた、下平隆宏トリニータ・・また城福浩ヴェルディにとっても、こんな厳しい勝負マッチを、しっかりと勝ち切れたコトは、 自信と確信レベルの深化につながる・・(ヴェルディvsトリニータ、1-0)

さすがに、下平隆宏。

良いチームを創りあげているじゃないか。

その、トリニータだけれど・・

ペレイラが退場になったあと「も」、素晴らしいボール奪取プロセス(守備)をベースに、スムーズ&クリエイティブに、人とボールを動かしつづけるんだ。

退場劇の後は、とても長い時間が流れたわけだけれど(ほぼ70分)、そのなかでトリニータは、とても立派な勝負サッカーを魅せつづけたんだ。

彼らが魅せつづけた、よいリズムの人とボールの動きだけれど、それは、チーム全体の「イメージング・シェア」が、しっかりと機能していることの証明だった。

だからこそ彼らは、一人足りなくなった後でも、良いカタチでスペースを攻略できていたんだ(ある程度フリーなボールホルダーを創り出せていた!)。

もちろん、城福浩ヴェルディ「も」・・

いつものように、しっかりと「人とボールの動き」を活性化させることで、積極的&攻撃的にスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を機能させられていた。

そう、両チームともに・・

これが大事なポイントなんだけれど・・

攻守ハードワークとリスクチャレンジという「最重要なクリエイティブ・ワーク」を、各人が、積極的&攻撃的に探しまくっているっちゅうコトなんだ。

それこそが、両監督が、優れたプロコーチであるコトの証明でもあるわけさ。

そして私は、「これは、ハイレベルな闘いになる・・」なんて、期待に胸が高鳴っていた。

でも・・

そう、そんな前半18分に、コトが起きてしまう。

そう、前述の、ペレイラに対するレッドカードね。

稲見哲行が、ダイレクトでブチ込んだ、スーパーミドル弾で、ヴェルディが1点をリードした状況での退場。

ちょっと、肩透かしを喰らったってな残念な気持ちにさせられたモノさ。

でも、それは、例によって、わたしの独り善がりの思い過ごしにしかすぎなかった。

そう、前述したように、そこからのトリニータは、例外なく、素晴らしい「主体性プレー」をブチかましつづけたんだよ。

もちろん、「前からプレス」ってなわけにゃ、いかなかったけれど・・

それでも、チャンスを見計らった(人数を掛けた!!)攻め上がりの勢いは、レベルを超えていたんだよ。

ということで・・

城福浩ヴェルディが、この難しい勝負に、「しっかり」と勝ち切ったコトは、自信と確信レベルの深化につながるはずさ。

さて、その城福浩ヴェルディ。

次の相手は、優れたプロコーチ、小林慶行が率いる「強い」ジェフ千葉(ホーム)。

そして、その次は、アウェーで、昇格リーグの直接ライバルである、これまた優れたプロコーチの横内昭展が率いるジュビロとの決戦に臨む。

いいね~・・

彼らは、ギリギリの勝負がつづくことで、まさに、ホンモノの勝者メンタリティーの「何たる」かを、体感できる。

そんな機会は、そうそう、あるもんじゃない。

プレイヤー諸君には、この最高レベルの「勝負シチュエーション」を、とことん楽しんでもらいたい。

ガンバレ~、城福浩ヴェルディ~~・・