2023_J1_第29節・・このゲームは、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、組織と個のバランスという視点で観ていました・・(マリノスvsヴィッセル、0-2)

さすがに、リーグを、「内容」で引っ張る両雄の対決だね。

攻守にわたって見所満載のエキサイティングマッチになった。

そんななか、私は、こんな視点で観ていた・・

ボール奪取プロセス(守備)については、まあ、互角だね。

両チームともに、とても忠実&主体的に、ディフェンスでの「組織的な仕事」を探しつづけ、相手に、ゴール機会を与えない。

だから、両チームの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にテーマを移そうと思った。

ということで・・

そのテーマは、組織プレーと、個人勝負プレーの「バランス内容」ってなコトにした。

何せ・・

両チームともに、最前線に、スーパーな「個のチカラ」を擁しているわけだから・・ね。

なかでも・・

そう、ヴィッセルの大迫勇也の存在感は、もう抜群。

とにかく、ポストプレーが素晴らしい。

ピタリと、後方からのパスをトラップするだけじゃなく、そのトラップの瞬間コントロールで、背後からアタックしてくる相手の逆を取ったり。

このテーマについては、「The Core Column」で以前に発表した、「こんなコラム」「あんなコラム」もご参照あれ。

ということで・・

そんなスーパーポストプレイヤーの大迫勇也に対するチームメイトたちの信頼は、もう抜群。

彼がボールに触る前から、チームメイトが、ボールがないところでのアクションをブチかましはじめるのも、道理さ。

そして、そのポストプレーのお陰で(!?)良いカタチでボールをもった武藤嘉紀や飯野七聖といったドリブラーが、危険な個のドリブル勝負をブチかます。

そうね・・

ヴィッセルでは、大迫勇也の抜群のポストプレーが「あるからこそ」・・

周りの個の才能連中も、良いカタチでボールを受けられ、より効果的に、危険なドリブル勝負をブチかましていけるっちゅうわけだね。

ということで・・

対するマリノスの、組織と個のバランスだけれど・・

こちらも、前述した、ポストプレーという「戦術ポイント的な視点」から入るけれど・・

マリノスの場合は・・

大迫勇也とくらべ、アンデルソン・ロペスの「ポストプレー」には、周りのボールなしのアクションを「加速させるモティベーションパワー」が、やっぱり、足りない。

そう、アンデルソン・ロペスのプレーの雰囲気からは、「いければ、自分で・・」ってな雰囲気がプンプンなんだ。

だから、周りのチームメイトも、どちらかといったら「待ち」の姿勢が目立ってしまう。

そして、展開されたボール(足許パス!)から・・

エウベルとかヤン・マテウスといったドリブラーが、(組織的な流れからすれば!?)ブツ切りってな感じのドリブル勝負をブチかましていくっちゅうわけだ。

もちろん、何度かは、チャンスの芽は見えたけれど・・さ。

ということで・・

そう、この試合では・・

両チームの、組織と個の「バランス・パワー」という視点で、ヴィッセルに軍配が挙がる・・。

それにしても・・

そう、前々節サンフレッチェ戦でのヴィッセルのパフォーマンスからすれば・・

このゲームでの彼らのパフォーマンスは(前節セレッソ戦は、深く観察していないけれど・・)、まさに、同じチームのモノとは思えなかったんだよ。

言いたいことは・・

サッカーチームは、ものすごく多様で錯綜した「変数」を内包する、生き物というコトなんだ。