2023_J1_第19節・・両チームの強者ども、そして両監督に対し、称賛と感謝の拍手をおくります・・よい勝負マッチだった・・堪能させてもらった・・(セレッソvsアビスパ、0-1)

優れたプロコーチ、長谷部茂利は、ホントに良い仕事をしている。

まあ、たしかに前節のヴィッセル戦じゃ、「あの」個の天才連中にやられちゃったけれど・・

それでも、そこで魅せつづけた、優れた質実剛健サッカーは、見応え十分だった。

そして・・

そう、このゲームでも、その美しい質実剛健サッカーに確かな「内実」が詰まっていたって、再認識させてくれた。

たしかに、前節のヴィッセル戦で、スーパーな存在感を魅せた紺野和也が、目を負傷してしまったけれど、交替して入った佐藤凌我も、しっかりと、攻守にわたって、立派に闘った。

佐藤凌我については、ヴェルディ時代から知っているから、彼の活躍は、嬉しい限りだった。

そして・・

そう、一点を追いかけるセレッソが、ギアを上げてきた残り20分の攻防。

そこでも長谷部茂利アビスパは、簡単には、スペースを攻略させなかった。

そのアビスパの、ボール奪取プロセス(守備)だけれど・・

素晴らしかったのは、ボール絡みのアクション(局面デュエル)に、しっかりと周りが「イメージング連動」していたコトだった。

そう、効果的なマーキング&カバーリング、協力プレスの集散など。

その中心にいたのが、言わずと知れた、井手口陽介と前寛之のダブルボランチ。

たぶん・・

彼らの「指示」が、効果的な「背後の神の声」になっていたんだろうね。

いや・・

アビスパ選手たちの、攻守にわたる、優れた「主体性プレー」を観ていたら、そんな「背後の神の声」なんて、必要ないかもしれないって感じるよ。

もちろん、タイムアップ間際の時間帯では、ボールがないところでの「守備の連動アクション」は、疲労から(!?)余裕をもって機能しなくなっていった。

それでも彼らは、最後の最後まで、立派に闘い、ネバリの勝利をもぎ取ったんだよ。

とにかく・・

相手が、「あの強い」小菊昭雄セレッソだからこそ、この勝ちには、特別の意味が込められていたと思う。

それも・・

一点を追いかけるセレッソが、ガンガン攻め込んでくるのを、忠実に、そしてクリエイティブに(連動ディフェンス)、しっかりと抑え切ったわけだから。

この勝利は、長谷部茂利アビスパにとって、(自分たちが志向するベクトルに対する!?)自信と確信レベルを深めるという意味でも、とても大きな価値があったと思う。

何せ・・

前節のヴィッセル戦と同様に、攻守にわたって、サッカー内容で、相手を凌駕する時間が長かったわけだからね。

その絶対ベースは、(繰り返しになるけれど・・)もちろんボール奪取プロセス(守備)の内実。

忠実な寄せ(チェイス&チェック)は、もちろんのコト、その「スイッチ」に呼応するような、マーキング&カバーリング、協力プレスの集散の機能性も、抜群だった。

だからこそ、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)のダイナミズムもアップさせられる。

そう・・

ボールがないところでのアクションの量と質を、その直前のボール奪取プロセス(守備)でのボールがないところでのアクションの量と質を「イメージング・ベース」に高揚させられたんだ。

とにかく・・

2節つづけて、長谷部茂利の、優れた仕事ぶりを確認させてもらった。

やっぱり・・サ。

攻守にわたって、積極的&攻撃的にプレーする「主体的な姿勢」こそが、全てなんだよ。

そんな、攻守にわたるリスクチャレンジの態度があれば、必ず、実のある進化&深化が得られる。

不確実なサッカーは、自由なボールゲーム。

だから、いくら「勝つ確率が高い」とはいっても、低次元の「戦術サッカー」を徹底させるなんて、愚の骨頂なんだ。

それは、まず、選手たちの「プレーする喜び」を殺いじゃうでしょ。

その「喜び」がないところに、決して、進化&深化もないっちゅうわけさ。

そう、だからこそ、優れたプロコーチは・・

選手たちのマインドを「解放」し、自ら、考え、工夫する姿勢を絶対ベースにする「主体性プレー」を発展させられるモノなんだ。

もちろん、その意味で、小菊昭雄も良い仕事をしている。

両監督に、サッカーの仲間として、称賛と感謝の拍手をおくります。