2023_J2_第37節・・両チームともに、勝ちたかった・・そのギリギリのオーラを感じながら、押しつまったシーズン終盤の極限テンションを(プロの強者どもへの敬意をもって!)楽しんでいた・・(群馬vsヴェルディ、0-0)
さすがに、大槻毅。
群馬を、良いチームに仕上げているじゃないか。
このゲーム・・
両チームともに「勝ち点3」が欲しかった。
ヴェルディは、「自動昇格の2位」を掴み取るため。
群馬は、昇格決定トーナメントまで生き残れる6位以内に入るため。
とにかく、残り5試合は、目が離せない。
両チーム評価については、微妙なニュアンスになってしまうけれど・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での実効レベルという視点では、やっぱり、ヴェルディに(微妙に!?)軍配が挙がる・・と、思う。
ただ、皆さんもご覧になったように、ボール奪取プロセス(守備)での実効レベルという視点では、まったくの互角だった・・とも、思う。
フ~~ッ・・
それでも、不確実な要素がテンコ盛りのサッカーだから、こんな「視点」も、見逃せない。
そう、意識と意志パワーの内実。
わたしは、「闘う意志のレベル」という視点で、これまた微妙に(!?)、群馬に、一日の長があったと感じていたんだよ。
だからこそ、大槻毅の、(戦術だけではない!)心理マネージメントにも、拍手していたのさ。
ところで、その、群馬のプロコーチ大槻毅・・
ダゾン試合後インタビューで、こんなニュアンスの内容を語っていたっけね。
・・ヴェルディ選手が、大幅に入れ替わったことで、違ったチームとの対戦とも言える・・
・・その意味合いで、難しい闘いだったとも言える・・
そうだよな~・・
とにかく、(シーズンをまたいでも!)選手の出入りが激しかったヴェルディなのだよ。
だから・・
J1のゲームをダゾンしていたら、「えっ!? オマエ、何で、このチームにいるの??」なんて、頓狂な声が出てしまうケースが多いんだ。
とにかく、チーム作りという視点で・・
厳しい状況だったにもかかわらず、内容と結果で、ここまでチームを盛り上げてきた城福浩には、称賛と感謝の拍手しかない。
そう、いまでも・・
人とボールの動きと「そのリズム」という視点で、とてもレベルが高いヴェルディなのだよ。
だから、たまには、ワンツーを積み重ねるような、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションで、スペースを攻略しちゃったりする。
でも、うまくシュートまでいけない。
そう、その視点では、もちろん群馬ディフェンスを称賛するしかないわけさ。
とにかく・・
生活がかかっているプロ選手たちだからこそ、シーズンを締めくくる、これからの5試合は、まさに真剣勝負。
わたしは、現場に対する敬意をもって、心から、楽しもうと思っている。