2023_J2_第10節・・内容的にも、ジェフ千葉に凌駕された完敗だった・・城福浩ヴェルディには、この敗戦を、次につながる意味ある「学習機会」として効果的に活用して欲しいね・・(ジェフvsヴェルディ、1-0)
フ~~ッ・・
全体的な評価としては、ジェフ千葉が、フェアに勝ち取った「勝ち点3」っちゅうコトだね。
とにかく、最後の最後まで、彼らの、ボール奪取プロセス(守備)での「意識と意志パワー」がダウンするコトがなかった。
・・忠実&ダイナミックな、前からプレス・・
・・そのチェイス&チェック(寄せ)に、周りのマーキングとカバーリングが、連動する・・
・・だからこその、効果的なインターセプト・・
彼らは、そんな前からプレスが何度か「ツボ」にはまり、ものすごく危険なショートカウンター機会まで創り出した。
とにかく、そのボール奪取プロセス(守備)アクションは、粘り強さの極みだったんだよ。
だからこそ、次、その次のカバーリングも、殊の外、うまく機能しつづけた。
まあ、そんな彼らの主体性プレーには、脱帽するしかない。
それに対してヴェルディ選手たち・・
彼らは、ジェフ千葉のボール奪取プロセス(守備)におけるダイナミズムが、レベルを超えていることを体感していたはず。
そんなときは・・
そう、ヴェルディも、相手に輪をかけた、積極的&攻撃的なダイナミズムで、ボールを奪い返しにいかなきゃいけないんだよ。
それがあって初めて、イニシアチブを奪い返せるんだ。
そして・・
その、ボール奪取プロセス(守備)でのダイナミズム(積極的&攻撃的な意志パワー!)が、協力作業として、うまくシンクロするようになれば・・
次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での機能性も、格段にアップするんだ。
でも彼らは、そんな創造的ペースアップを、主体的にマネージできなかった。
そして、両サイドのバスケス・バイロンとマリオ・エンゲルスが、孤立したカタチでのドリブル勝負を仕掛け、潰されつづける。
終わってみれば、シュート数で、ジェフ千葉の11本に対して、ヴェルディが放ったのは、たったの2本だった。
まあ、内容的にも、完敗って言える結果ではあった。
ところで、J2・・
このゲームは、リーグトップを争う最上位チーム(ヴェルディ)が、ランキングでボトムに沈んでいるチーム(ジェフ)と対戦するという「構図」だった。
でも、城福浩は・・
試合前に、ジェフについて、こんな内容を、選手たちに語りかけていたらしい・・
・・ジェフ千葉は、とても良いサッカーをしている・・
・・いまの彼らの順位は、見せ掛けにしかすぎない・・
・・彼らは、多くの負けゲームで、勝ってもおかしくない内容のサッカーをやっていたんだ・・
・・等など。
このゲーム内容からすれば、その評価は、まさに、的を射たモノだったというコトだね。
また、もう一つ付け加えると・・
そこには、リーグ全体の「レベル差」が、まさに極小だっちゅう事実があるんだよ。
ということで・・
決して、城福浩ヴェルディが、相手を甘く見てゲームに臨んだとは、思わない。
それでも、前述したように、主体的に「ゲームペース」を奪い返せなかったという事実は、重い。
城福浩ヴェルディには、この敗戦を、次につながる意味ある「学習機会」として、しっかりと活用して欲しいと思う。