2024_アジアカップ(2)・・トーナメント初戦で、こんな厳しい勝負マッチと、大逆転ドラマまで体感したコトには、殊の外のコノテーション(言外に含蓄する意味)が内包しているハズだ・・(日本vsベトナム, 4-2)

さすがに、フィリップ・トルシエだね。

とにかく、ベトナムの、強烈な意識と意志パワーが詰め込まれた、創造性あふれるボール奪取プロセス(守備)に脱帽していた。

それだけじゃなく・・

しっかりとしたテクニックをベースに、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも、見るべきモノを詰め込んでいた。

他の東南アジアチームが、ベトナムとやるときは、「守備を固めるコト」が多いらしい。

そう、彼らは、アジアでは、「相手の強化守備を崩していかなきゃてけない・・」らしいんだ。

今日の、ベトナムの立派な闘いを観ていたら、そのことも、明確に想像できる。

とにかく、素晴らしい「意志の闘い」を魅せていた、ベトナムなんだよ。

とはいっても・・

そう、我らが森保一ジャパンも、徐々に「意識と意志パワー」を高揚させていくんだ。

もちろん、その高揚プロセスでは・・

優れた、ボール奪取プロセス(守備)が、絶対ベースだった。

素早く効果的な攻守の切り替え、勢いが充実したチェイス&チェック(寄せ)、局面デュエルでの闘う意志とスキル、忠実で厳しいマーキング&カバーリング・・

・・そして、言うまでもなく、予測という意味合いも含む、世界に誇れる「最後の半歩」というイメージング・ファクター等など。

この森保一ジャパンは、「世界」というスタンダードでも、「本物テイスト」を振りまいている。

それだけじゃなく・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の内実でも・・

そうなんだよ・・

「あの」フィリップ・トルシエに鍛えられた、素晴らしく忠実で、ダイナミックなボール奪取プロセス(守備)を魅せつづけるベトナムに対して・・

我らが森保一ジャパンは・・

実効レベルが最高の、美しく効果的な「人とボールの動き」を魅せつづけたんだ。

そういえば・・

他のグループでの第一戦では・・

「あの」強いカタールやオーストラリアが、相手ディフェンスを崩し切るのに(スペース攻略!)とても苦労していたっけね。

それは・・

言うまでもなく、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動きと「そのリズム」に課題をかかえていたからに他ならない。

まあ、ボールがないところでのアクションの量と質に、課題ありってなコトね。

それに対して、我らが森保一ジャパンは・・

組織と個のバランスが、素晴らしい機能性を、魅せつづけていたんだ。

人とボールの動きと「そのリズム」が優れているからこそ、中村敬斗や伊東純也に代表される「個の勝負師」たちも、存分にチカラを発揮できるっちゅうわけさ。

あっと・・

この、優れた、人とボールの動きと「そのリズム」というグラウンド現象の頂点は、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだよ。

それが、うまく機能するからこそ、個の才能も、最高レベルで引き出せる。

ということで・・

この試合からピックした「ポジティブ・エフェクト」を、短く、まとめます。

・・トーナメント初戦としては、最高の「効果」をもたらした・・

・・なにせ、「あの」フィリップ・トルシエ率いる強いベトナムに、1度は、逆転を許し、でも最後は、再逆転ドラマを完結させたわけだから・・

・・そんな「厳しい勝負」こそが、チームの「サッカーイメージ」を、充実させるんだよ・・

・・そして、次、その次の「厳しい勝負」に直面しても、その「自信と確信レベルの高揚」によって、自分たちの持てるチカラを、存分に発揮できるようになる・・

・・また、個人的にも・・

・・スーパーな仕事人ぶりを披露した、南野拓実・・

・・ダゾン解説陣も、彼の、「攻守ハードワーク」を探しまくるプレー姿勢を絶賛していたけれど・・

・・とにかく、ボールを奪われた次の瞬間からブチかましつづけた、最前線からの、忠実でダイナミックな「寄せ」と「効果的なボール奪取アタック」は秀逸の極みだった・・

・・そして「それ」をベースに、最後の「仕掛けプロセス」でも・・

・・最高のパスを供給するわ、最高のポストプレーをブチかますわ、冷静なゴールまでブチ込んじゃうわ・・

・・ということで、彼の大活躍は、誰の目にも明らかだったはず・・

・・また、中村敬斗・・

・・うまくゲームに乗り切れていなかったけれど、最後は、例によっての「才能ミドル弾」で、溜飲を下げ、自信と確信レベルを充実させた・・

・・また、最終ラインの谷口彰悟と板倉滉については、言うことなしに素晴らしかった・・

・・もちろん、守田英正と遠藤航のダブルボランチも、いつものように秀逸の機能性だった・・

・・そして、久保建英・・

・・異次元の「ボールタッチ&コントロール」と「視野」・・

・・攻守ハードワークもいとわない・・

・・そりゃ、彼にボールが集まるわけだ・・

・・彼も、「自分のトコロ」でボールの動きを停滞させないことを意識しているけれど・・

・・でも、一度タメを演出したら、それは、たしかに、レベルを超えている・・

・・またチームにしても、久保建英が入ったときの「イメージング・コンビネーション」が、しっかりと確立しつつあるって感じるのは、わたしだけじゃない!?・・

・・ということで・・

・・とても苦労した大会ファーストマッチを、こんなカタチで「粘り勝ち」を収められたことには、格段のコノテーション(言外に含蓄する意味)が内包されていると思う筆者なのだ~っ!!・・

・・ということで・・

・・うまく表現できないけれど・・

・・とにかく、この、とても厳しい初戦に、「あんなカタチ」で大逆転勝利を収められたコトは、確実に、次につながる・・

・・個人的な「自信と確信レベル」の進化&深化も含めてネ・・

今日は、そんなトコロですかね。

明日は、早く起きて、インドネシア対イラク戦を、簡単にレポートしまっせ。

では・・