2023_ACL・・この劇的な勝利は、レッズの強者どもに、とても良い感性(勝者メンタリティー!?)を注入したと思う・・そう決勝トーナメント進出へ向けてね・・(レッズvs武漢、2-1)
やっぱり、「異能ミドル弾」が炸裂した~っ!!
そう、ホセ・カンテ。
バンザ~~イッ!!
とにかく、(観る方にとっても!)ものすごく疲れるゲーム展開だった。
何せ・・
そう、サッカーの質もふくめた総合力じゃ、もちろん、レッズに一日の(それ以上の!!)長がある。
にもかかわらず、レッズは・・
うまく相手ディフェンスを攻略できず、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)で苦労するんだ。
それでも、アレクサンダー・ショルツが、PKをしっかりと決めてリードを奪う。
このPK。
アレクサンダーは、いつものように(!)、「相手に読まれている」にもかかわらずの、その、左サイドネットに、強烈シュートをズバッと突き刺した。
見事っ!!
そして私は、そのリードを観ながら、確信レベルがどんどん高まっていくのを感じていた。
これで、たぶん、レッズが、しっかりと守り切るってネ。
でも・・
そう、あんな「不運なシュート」を流し込まれて同点にされてしまうんだ。
ダゾン解説の、槙野智章も言っていたけれど・・
アレクサンダーショルツが、相手の切り返しにスリップしてしまっただけじゃなく・・
最後のディフェンダーとして寄せてきた(優秀な!)マリウス・ホイブラーテン「も」、彼にしては(!)あまりにも「芸がなく」切り返されてしまったんだよ。
わたしは、そのシーンを観ながら、お恥ずかしながら、とても落胆していた。
まだまだ時間は残っているし、チカラのあるレッズだから、「何とかなる」という強い期待があったにも関わらず・・ね。
でも・・
たしかに、その後も、レッズが押し込み、「チャンスの流れ」だけは創りだすけれど・・
相手の武漢ディフェンスも、イメージング(最後の半歩というファクター≒予測能力など)には限界があるものの、局面デュエルじゃ、パワーを炸裂させるんだ。
フラストレーションが溜まりつづける。
でも・・
そう、最後の時間帯。
そこで、「積極的に何か」を期待させてくれたのが、ホセ・カンテだったというわけさ。
そして彼は・・
87分、ペナルティーエリア際から、右足で、ミドルをブチかます。
わたしは、「よしっ!!」って叫んでいたよ。
でも、そのシュートは、無情にも、曲がりきらずに相手GKの守備範囲に、飛んでいった。
とはいっても私は、落胆しながらも、「そのシュート」から、ホセ・カンテの「異能」を思いだし、期待が、天井知らずになったっちゅうわけだ。
そして、冒頭の決勝ゴール・・
そのとき、「ヨシッ、ヨシッ、ヨ~シッ!!」ってな、頓狂な声を出していた。
そこには・・
そう、これからのレッズに対する、大いなる期待も、充満していたんだ。
このところ、わたしは・・
ルヴァンカップやリーグ戦の結果、またマチェイ・スコルジャとホセ・カンテの退団も含め、レッズに垂れ込めている「暗雲」に、苛(さいな)まれていたんだ。
でも、そんな暗雲を・・
この、素晴らしい勝利が、完璧に、振り払ってくれたっちゅうわけだ。
それが、さまざまな意味で、再び「フッ切れた感性」をもたらしてくれるかも・・ってネ。
とにかく、よかった。
あっと、来週水曜日のグループリーグ最終節、ハノイ戦も控えていたっけ。
アウェー戦だから、決して楽なゲームじゃない。
でも、今日の勝利で、レッズの強者どもは、そのグループリーグ最終節に向け、とても、よい「感性」を獲得したと思う。
そう、勝者メンタリティー・・
期待しましょう。