2023_J1_第23節・・この試合を観ながら、勝ち切るコトの難しさを考えていた・・また、先日参加したサッカーコーチ国際会議での、仲間との「行間ディスカッション」も・・(コンサドーレvs鳥栖、1-1)

死闘・・!?

うん、そう思う。

とにかく、鳥栖は、よく追い付いた。

そう・・

彼らが90分を通してブチかましつづけた攻守ハードワークの内容を考えれば、たしかに、(意識と意志パワーの!?)ネバリの「1ポイント」って表現できる。

でも・・

全体的な「内容」からすれば、もちろん、ミハイロ札幌コンサドーレが、とても惜しい「勝ち点2」を失ったとも表現できる。

そんなコトに思いを馳せながら、試合後ダゾンインタビューで、同点ゴールをブチ込んだ河原創が述べた素敵な言葉に、舌鼓を打っていた。

・・このゴールは、しっかりと「出して走る」を繰り返したことのご褒美だと思う・・

・・ゲーム全体としても、監督(川井健太)から試合前に言われた、どこまで走れるかが問われる試合になるということだと思う・・

そんな河原創の発言に対して、川井健太が、これまた素敵な発言をブチかますんだよ。

・・あの同点ゴールについては、あそこまで入り込んでくれた河原に、感謝している・・

ミハイロ札幌コンサドーレに、負けず劣らずの「ポジティブ雰囲気」を振りまく鳥栖。

全体的には少し劣勢でも、最後の最後まで、攻守にわたる、極限の「意識と意志パワー」をブチかました彼らに(そして川井健太に!)、称賛と感謝の拍手をおくります。

それにしても、ミハイロ札幌コンサドーレ・・

あれだけ内容のあるサッカーを展開しながら、ボール奪取プロセス(守備)では・・

肝心のトコロで、スルーパスを決められたり、富樫敬真の、ニアポスト勝負ヘッドで流されたボールへの「反応」が遅れたり、はたまた、一発ロングの決定的カウンターを喰らったり・・

またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・

(浅野雄也など)何度もゴール機会を創りだしながら、決め切れないという悪癖(!?)に、まだまだ苛まれているミハイロ札幌コンサドーレ。

たしかに難しいテーマだ。

これは、3週間前にブレーメンで行われた、ドイツ(プロ)サッカーコーチ連盟が主催する、サッカーコーチ国際会議で、仲間との「行間ディスカッション」で出てきたハナシなんだけれど・・

そう、勝負強さ、勝負弱さ・・

あるプロコーチは・・

・・その大部分は、技術や戦術能力に対する「自信」の内実を背景にしている・・

・・と、言うし、他のプロコーチは・・

・・そりゃ、オマエ、最後は、意識と意志パワーによるんだよ・・

まあ確かに、決定的ピンチで、相手のシュートや決定的パスを「阻止」できるかどうかは、私がよく使っている「最後の半歩というファクター」の、イメージング能力によるところが大きい。

そう、次に何が起きるかを「予測」し、「そこ」へ足を運び、しっかりと抑える能力ね。

また、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では・・

ここにボール(パス)が来る(!)という確信ベースで、「そこ」へ動きつづけられるコトとか、チャンスを、しっかりと決め切れる「才能」に拠るところが大きい。

もちろん「それら」は、トレーニングで鍛え上げられるファクターだから、「才能」って呼ぶのは、控えるべきだと思うけれど・・さ。

とにかく、このギリギリの勝負マッチを観ながら、そんなコトを考えさせられたんだよ。

あっ・・昨日、帰国したんですが・・

特に、今日は、時差ボケがヒドイ。

昨日、ナデシコがスウェーデンに負けたコトも、あるのかもしれない・・

でも・・

そう、これから、町田の「J2マッチ」や、フロンターレ対ヴィッセルの勝負マッチなどを観るつもりだけれど、さて、どうなることやら・・