2025_25_J1昇格プレーオフ_決勝・・小林慶行ジェフ千葉・・18年ぶりの「J1復帰」・・彼らのコトだから、そこでも地に足をつけた安定サッカーを魅せてくれるはず・・楽しみにしましょう・・(JEvs徳島、 1-0)
このゲームもまた、レベルを超えた神様スクリプトの勝負マッチだったのか!?
いや、「あの準決勝」と比べたら・・そうでもないかネ。
それでも、ジェフのカルリーニョス・ジュニオが、ヘディングでブチ込んだ決勝ゴールには、少しは「神様のマインド」がテイストがあった!?
とにかく・・
ジェフのサポーターの方々、試合後インタビューに応じたキャプテン鈴木大輔と、プロコーチ小林慶行・・
また、ケガでグラウンドを去らざるを得なかった、攻守ハードワークを、強烈な「意識と意志」で縦横無尽に「探しまくっていた」徳島ヴォルティスのリーダー渡大生・・などなど・・
彼らも含め・・
このスーパードラマ(準決勝&決勝)の主役を張った4クラブの関係者の皆さんに対し、プロサッカー仲間として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。
ということで、ゲームだけれど・・
前半は、徐々に、ジェフの(ボール奪取プロセスでの)ペースが上がっていったよね。
そして彼らが、ゲームの「内容と勝負」のイニシアチブを握っていったんだ。
でも後半は・・
準決勝でも魅せた(感じさせてくれた)徳島ヴォルティスの「冷静な勝負強さ」が、徐々に存在感を魅せはじめるんだ。
そう、彼らは、ゲームのイニシアチブを握るだけじゃなく、ゴール機会も創りだすんだよ。
そんな流れを観ながら、思った・・
これは、ジェフにとって、大変な(危険な!?)ゲーム展開になりはじめた・・
そこでのジェフは、ボールを奪い返しても、「前」へ仕掛けていけず、中途半端にボールを失うってな体たらくに落ち込んでいたんだ。
決して彼らは、そんな「受けのゲーム内容」をイメージしていたわけじゃない。
わたしは、そう思っていた。
だからこそ彼らは、そんなネガティブな「ゲーム展開」を、自ら打開できないコトで・・
足が止まり気味になってしまい(!?)、ある意味の「心理的な悪魔のサイクル」に、はまりかけているのかもしれないって感じていたわけだ。
そう、わたしは、ジェフ選手たちが・・
ジュビロとの準決勝マッチで、徳島ヴォルティスが魅せた、「冷静で粘り強い勝負強さ」を思いだし(!?)、何か、「不安な感性」に巻き込まれはじめている・・
・・そう感じていたんだよ。
でも、そんな、ジェフにとってネガティブな「ゲーム展開」のなかで・・
カルリーニョス・ジュニオの「一発ヘディング決勝ゴール」が飛び出したっちゅうわけだ。
そのとき、わたしは・・
唐突に目の前に突きつけられた出来事に、まさに「エッ!?」ってな感性に包まれたモノさ。
ところで、このゲームでは・・
ジェフが魅せつづけた、とても実効レベルの高い総合力だけじゃなく・・
前述した、徳島ヴォルティスの、「冷静で粘り強い勝負強さ」も、学習オブジェクトになった。
そして、少し考え込んだ。
徳島ヴォルティスが魅せつづけた、ボール奪取プロセス(守備)での忠実さと創造性(危ないトコロをカバーする主体性プレーね)が、やっぱり、とてもインプレッシブだった・・ってね。
そして彼らは、そんな実効レベルの高いボール奪取プロセス(守備)をベースに・・
最前線のブラジル人コンビ、トニー・アンデルソン、ルーカス・バルセロスが、最高の「コンビプレー機能性」を発揮できるように、組織的にバックアップする。
そんな「やり方」も、とてもインプレッシブだった。
そして、小林慶行ジェフ・・
来シーズンは、18年ぶりの「J1復帰」ということになった。
えっ、そんなにブランクがあったのか!?
ちょっと驚かされたけれど、それでも、彼らのコトだから、しっかりと地に足をつけた「安定したサッカー」を魅せてくれるはず。
楽しみにしましょう。
