2025_J1_第31節・・僅差ではあったけれど、ミヒャエル広島サンフレッチェが、総合的なチカラの差を感じさせたと思う・・だから彼らにとっては、このドローは悔しさの方が強かっただろうね・・(レイソルvsサンフレッチェ、0-0)
フム~~・・
たしかに、チーム総合力では、ミヒャエル広島サンフレッチェに、一日の長あり。
とはいっても・・
そう、リカルド柏レイソルだって、立派な、主体性サッカーを魅せた。
ただ・・
そう、勝負を決める「ゴール機会」という視点では、ミヒャエル広島サンフレッチェが、アドバンテージを積み重ねていたと思う。
だから・・
そう、ミヒャエル広島サンフレッチェにとっては、とても悔しいドローということなんだろうね。
その「僅差のバックボーン」・・
もちろん、強い両チームだから、何か一つのファクターに集約できるはずがない。
両チームともに、攻守トータルで、選手一人ひとりが、攻守ハードワークを、積極的&攻撃的に探しまくっていたんだ。
でも、そんなガップリ四つのゲーム展開のなかでも、やっぱり、ミヒャエル広島サンフレッチェが、小さなトコロで、アドバンテージを感じさせた。
ボール奪取プロセス(守備)では、何といっても、チェイス&チェック(寄せ)の内実。
・・というか、忠実でダイナミック、そして主体的な「意志のチカラ」と表現した方が、シックリくる。
不確実なファクターが満載のサッカーだから、最後は、一人ひとりの「意志のチカラ」こそが、モノを言うんだよ。
そう、フィジカル、テクニック、タクティクスでは、互角でも・・
そんなファクターに、決定的な「命」を与えるのが、サイコロジカルっちゅうわけだ。
微妙だけれど・・
もちろん、リカルド柏レイソル選手だって、ものすごい集中力で、主体的に、攻守の「仕事」を探しまくっていた。
でも、やっぱり、グラウンドのそこここで展開される局面デュエルにおいて、半歩分だけ、サンフレッチェが上回っていたって感じられたわけサ。
それが、ゴール機会の量と質という視点で、明確な差となって、グラウンド上に現れた。
難しいネ・・
そんな「小さなトコロの差」を、万人が納得できるほどシンプルに表現するのは簡単じゃない。
まあ・・
・・ボールを、どんな状態で奪い返せているのか、とか・・
・・ボール奪取からの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)において・・
・・どのくらいの人数をかけ、しっかりとスペースを突いていけているのか(選手たちのリスクチャレンジ姿勢などネ)・・
・・もちろん、攻守の切り替え(トランジション)の内実も、とても大事・・
・・ボール奪取プロセス(守備)での、イメージングの共有(協力プレスの)状態や・・
・・スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、ボールがないところでのアクションの量と質・・
そんな、小さなトコロの「僅差」が、ゴール機会の量と質の「差」となって、グラウンド上に現れた!?
まあ、そういうコトなんだろうね。
ということで・・
ミヒャエル広島サンフレッチェは、先週のアウェーACLE戦でも書いたけれど、とにかく、立派なサッカーを魅せている。
リーグの残りは、7ゲーム。
わたしは、ミヒャエル広島サンフレッチェにも、大いなるチャンスがあると思っている。