2024_EURO_7・・攻守にわたって両チームがブチかましつづけた、スーパーサッカー・・堪能させてもらった・・(オランダvsフランス、0-0)

世界最高レベルの実力を誇る、両国。

最高の、攻守にわたる、「組織」と「個」のせめぎ合いだった。

堪能した・・

・・というか、ずっと、最高緊張感のなかで、フリーズ気味に、集中観察していたんだよ。

両チームの、ボール奪取プロセス(守備)・・

変幻自在な、「ポジショニングバランス」オリエンテッドな「発想」と、「バランス状態」から瞬間ブレイクしての、マンマークへの移行(間合いの詰めとアタック!)・・

・・そして、そのときの、柔軟な「爆発」が、秀逸・・

また両チームの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)・・

ヤツらが描く、仕掛けイメージングが、とにかく、世界トップだと感じたよ。

もちろん・・

カウンターが、もっとも実効を期待できる「狙い目」というコトは、両チームに共通するし・・

セットプレーの集中度も、両チームともに(攻守ね)、とてもハイレベル。

そして・・

ここで特に強調したかったのは・・

そう、仕掛けプロセスでの、「組織プレー」と「個人勝負プレー」がミックスしたイメージング。

とにかく、両チームともに、危険な香りを振りまきつづけていた。

なんだ・・

同じ「タイプ」の二つのチームの激突・・っちゅう、構図か!?

そんな声が聞こえてきそうだけれど・・

まあ、イメージングの「量と質」という視点じゃ、そう表現できるかな。

もちろん、だからこそ、「隠し味」が、その存在感を、ハンパなく主張するわけさ。

そう、「個の天賦の才」・・

言いたいことは、両チームともに、「最終勝負のツボ」を、しっかりと理解し、それを駆使しようと、秘術を尽くしているっちゅうこと。

そのツボを代表するのが・・

そう、勝負ドリブル(ここじゃ、突貫小僧っちゅう表現は、控えます)と、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション。

両チームともに、その「効果的ミックス」で、ゴール機会を創りだすんだよ。

鳥肌が、立ちっぱなしだったね。

あと、攻守のリンクマン(ゲーム&チャンスメイクの隠れたリーダー!?)という発想。

そんな「発想」が浮かんだのは・・

なんといっても、フランスの肺と心臓といっても過言じゃない、守備的ハーフの、エンゴロ・カンテがブチかましつづけた、攻守にわたる、抜群の存在感によって刺激を受けたからね。

とにかく彼は、攻守にわたって仕事を探しまくるんだ。

その、攻守にわたるハードワークと創造性プレーの「実効コンテンツ」は、素晴らしいの一言だった。

やっぱり、こんな(ある意味、目立たない!?)中盤リーダーがブチかます、仲間を(その能力を!)活かし切ろうとする、積極的&攻撃的プレー姿勢こそが、チームを引っ張り上げるんだろうね。

とにかく、その実効レベルには、舌を巻いたモノさ。

そんな、カンテのプレーを観ながら、あるスーパープレイヤーを思い起こしていた。

そう、澤穂希・・

・・厳しくなったら、わたしの背中を見てっ!!・・

貴女には、いまでも、心の底から、感謝しているよ。

2011年ドイツ女子W杯の直後に開催された、ドイツ(プロ)サッカーコーチ国際会議で、ものすごく言い思いを「させて」もらったコトも含めてネ。

それについては、2011年の「コラム倉庫」を、ご覧あれ。

ということで、今日のスーパー勝負マッチに、舌つづみを打っていた筆者なのであ~る。

へへっ・・