2023_日本代表(アジア2次予選)・・まったく、危なげのない完勝・・森保一ジャパンは、ホントに、強くなっている・・(シリアvs日本, 0-5)
結局、ネット中継を探し出して、観戦しています。
クレジットカード支払いだけれど、後で、「イヤな事象」が発生しないコトを願って止みません。
中継自体は、良かったですよ。
バランスの執れた「俯瞰」カメラワークだったから、ゲームをしっかりと観察できた。
そう、勝負は、ボールがないところで決まるわけだからね。
特に、人とボールの動きが生命線の森保一ジャパンだからこそ、そのカメラワークには感謝しきりではありました。
それにしても、久保建英。
その存在感は、もう、抜群。
彼については、カリオカ(ラモス瑠偉)との対談でも、何度も語り合ったけれど・・
忠実で、タイミングの良い「寄せ」を絶対ベースにする、効果的なボール奪取プロセス(守備)。
そして、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、個の勝負だけじゃなく、組織プレーでも、光り輝いていた。
彼の場合は、個の勝負プレーが素晴らしいからこそ、効果的な勝負パス「も」ブチかませる。
前半で、森保一ジャパンが創りだしたゴール機会のほとんどは、久保建英が、起点になっていた。
そう、勝負のタテパスね。
その勝負パスについては、チームメイトたちも、とても効果的に「連動」できていた。
そう、みんな、「こうやって動いたり、スペースでタメていれば、確実にタケから、良いボールが差し込まれてくる・・」って、確信しているんだよ。
そんな、高質な「イメージング・シンクロ」もまた、森保一の「ウデ」の一端だよね。
もちろん・・
軽く、テーマ(目標イメージ)やヒントを与え、あとは、選手同士のコミュニケーションに任せる。
それこそが、選手たちの「主体性プレー」を進化&深化させ、イメージング・シンクロを、より高度に「フィット」させるっちゅうわけだ。
もちろん、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)については、名波浩っていう「名パートナー」がいるわけで、彼からのサジェッションも、貴重な「武器」に違いない。
森保一も、名波浩の仕事を、高く評価(感謝)していたっけね。
そんな、「仲間に対する本物のレスペクト」もまた、森保一の、「統率力」のバックボーンだね。
ということで、そんな、コーチングスタッフとの信頼関係もまた、選手たちのマインドを、高みで落ち着かせるっちゅうわけだ。
それにしても・・
そう、久保建英がブチかました、先制ミドル弾。
ものすごく強い(闘う意志の権化!?)シリアのボール奪取プロセス(守備)だから・・
何度か、スルーパスや、クロスボールでチャンスメイクしたとはいえ、やっぱり、「ゴールは遠い・・」って感じられる時間帯がつづいたよね。
もちろん森保一ジャパンは、まったく焦っては、いなかったけれど・・
それでも、そんな、チャンスをゴールに結びつけられない時間帯がつづけば、そのうちに、雰囲気が、ダウンしていくのは目に見えていた。
そんな、「変な空気」が充満しそうにな雰囲気のなかで、ブチかまされた、久保建英のスーパーミドル弾。
それは、本当に、ものすごく貴重な先制ゴールだった。
それがあったからこそ・・!?
その後は、シリアのマーキングやカバーリングが、徐々に甘くなっていったスキを(より効果的に!?)突けるようになったんだ。
そして森保一ジャパンは、ゴールを積み重ねていった。
先制ゴールと4点目の菅原由勢がブチかました、これまたスーパーなミドル弾は除いて・・
ほとんどが、組織テイストの方が強いゴールではあったけれど・・
そう、そんな、ボールがないところで勝負を決めちゃうことで、彼らの自信と確信のレベルが、どんどん深まっていったと感じていた。
良いネ~~・・
さて、森保一ジャパンの強さの源泉は??
そりゃ~、何といってもボール奪取プロセス(守備)の内実だよね。
とにかく、攻守の切り替えが、抜群にダイナミックで速い・・
その勢いそのままに、チェイス&チェック(寄せ)に入っていく。
そして、それに合わせて、周りのチームメイトたちのマーキング&カバーリングも、抜群の機能性を魅せつづけるんだ。
そんな強力なボール奪取プロセス(守備)が機能しつづけるんだから・・
次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、ボールがないところでのアクションの量と質がアップするのも道理。
皆さんもご存じの通り、シリアは、決して弱いチームじゃない。
特に、サイコロジカル要素じゃ、しっかりと「中東の闘うマインド」を感じさせてくれる。
それでも、フィジカル、テクニカルという側面は別にして、タクティカルでは、もっとも大きな差異を感じた。
特に、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動きと、その「リズム」。
それが、素晴らしい、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションとなってグラウンド上に現出しつづけるっちゅうわけだ。
もちろん、その素晴らしい「リズム」は、前述した、素晴らしいボール奪取プロセス(守備)があればこその成果ではあるんだけれど、それにしても・・。
まあ、次に対する期待が、天井知らずってな感じになってきた。
最後に・・
テレビ中継がなかったコト。
まあ、「交渉プロセス」で、理不尽な金儲けをしようとしていた輩がいたんだろうね。
そこで、田嶋幸三が、変な妥協をしなかったことは、とても良かったと思う。
日本サッカーの発展とともに、日本の社会的ファクターも、世界からレスペクトされはじめている!?
そうなんだよ。
サッカーは、人類史上最高パワーを秘めた、異文化接点だからね。
では、また~~・・