2023_ナデシコ強化試合・・池田太ナデシコは、最高のサッカーを魅せてくれた・・(なでしこvsアルゼンチン、8-0)

・・おまえサ~、日本女子代表の監督、イケ~ダを知ってる?・・

・・いや、オレは、彼とは面識はないよ。でも、なんで?・・

・・あんな良いチームを創ったプロコーチだから、興味があったんだよ・・

・・そうだよな~、池田太は、とても優れたチームを創りあげたよな~・・

・・でも、オマエが言う良いチームだけれど、なにが良かったの??・・

そんなわたしの質問に、ヤツは、「ここぞっ!!」ってな感じで、根幹テーマを主張するんだよ。

・・とにかく、彼女たちは、攻守にわたって、一人の例外もなく、仕事を探しまくっているんだ・・

・・その積極的なプレー姿勢が、素晴らしいんだよ・・

・・そこに、イケ~ダの、素晴らしい心理マネージメントが、見えるんだ・・

そうそう、それだヨ、それ~っ・・

不確実なファクター満載のサッカーだから、最後は、選手たちの「主体性」こそが、雌雄を分ける絶対ファクターなんだ。

ヤツが言った、素晴らしいプレー姿勢だけれど・・

それは、とりもなおさず、選手たちが、主体的に考え、アイデアを創りだし、そして勇気をもって、主体的にプレー(リスクチャレンジ!)できているっちゅうコトの証左なんだ。

そう、ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。

そんな、スーパーな「主体性サッカー」が、このゲームでも、炸裂したっちゅうことだね。

相手のアルゼンチンは、そんな弱いチームじゃない。

そんな猛女が、守備ブロックを固めている。

普通だったら、そんなに簡単に、スペースを攻略できるはずがない。

でも池田太ナデシコは、そんな「壁」を、どんどん突き破っていくんだよ。

そんな爽快サッカーの絶対バックボーンは・・

もちろん、素晴らしい、人とボールの動きの「リズム」だよね。

そして・・

その「動き」を加速させ、相手の発想(守備イメージング)のウラを突く絶対ツールが、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションというわけさ。

とにかく、池田太ナデシコは、小気味よく、ダイレクトパスをミックスしながら、人とボールを動かしつづけるんだ。

まあ、ここじゃ、「ダイレクト」という発想を、特に強調したいね。

そう、それこそが、世界的に高次平準化しているボール奪取プロセス(守備)を、打ち破っていくための、もっとも効果的なツールなんだよ。

あっ・・

もちろん、「あの」ディエゴ・マラドーナのような「超」天才がいたら、ハナシは別だけれど・・さ。

そして、そんな効果ツールを活用しまくりながら・・

繰り返し、相手のウラのスペースを突いていく池田太ナデシコなんだよ。

また、ボールを失ってからの彼女たちは・・

そう、ボール奪取プロセス(守備)の機能性にも、特筆の魅力が、満載なんだ。

もちろん、互いのポジショニングバランスをマネージや、瞬間的な、「気の利いた勝負アクション」などもそうだけれど・・

そんな、魅力的な「勝負アクション」を成功させる絶対ベースもまた、基本に忠実なプレーなんだ。

素早く効果的な攻守の切り替え(トランジション)、素早いチェイス&チェック(寄せ)と、妥協を許さない局面デュエル、忠実&イマジナティブなマーキング&カバーリング。

そして、なんといっても、相手の次のプレーを予測する、「最後の半歩」というファクターが素晴らしいし、そんな「予測アクション」が、チームのなかで、とても素敵にシンクロしつづけるんだ。

そりゃ、強いわけだ。

とにかく・・

パリでの、世界トップの最強相手との、想像性と創造性の限りを尽くしたギリギリの勝負が、いまから楽しみで仕方ありません。