2023_J2_ 第8節・・新任の秋葉忠宏のもと、最後の最後まで、ギリギリの闘いをブチかましたエスパルス・・まさに奪い取った「勝ち点3」だった・・逆に、城福浩ヴェ ルディにとっては、貴重な学習機会とも言える・・究極の心理ゲームであるサッカーのコトね・・(エスパルスvsヴェルディ、2-1)

ふ~む・・

この試合が、城福浩ヴェルディにとって、とても難しい勝負マッチになることは、はじめから分かっていた!?

そう、エスパルスのゼ・リカルドが解任され、秋葉忠宏が、後任に就いたんだよ。

数日前のルヴァンカップから指揮を執ることになった、その秋葉忠宏。

希代のモティベーターとしても知られる。

彼は、ルヴァンカップでも、拡声器を手に持ち、サボーターに対し強烈なアピールをブチかましたらしい。

フムフム・・

でも、このゲームの立ち上がりは、城福浩ヴェルディが、ペースを握ったんだよ。

そして、その6分には、コーナーキックから、林尚輝が、先制ゴールまでブチ込んじゃう。

・・この後は、いまのランキングそのままのゲーム展開になってしまう!?・・

そう、ヴェルディが、イニシアチブを握りつづけ、そのまま押し切っちゃう展開・・ね。

でも実際は・・

そう、試合前から「何となくイメージされていた!?」ように、「そこから」エスパルスが、ものすごい勢いで、ゲームのイニシアチブを握りつづけてしまうんだよ。

でも、そのイニシアチブが、ゴール機会につながらない。

そう、城福浩ヴェルディのボール奪取プロセス(守備)が、効果的に機能しつづけたんだ。

そんな展開を観ながら・・

・・まあ、この、エスパルスが席巻するゲームの流れは、そのうちに落ち着くさ・・

でも、実際には・・

そう、秋葉忠宏エスパルスが、クロスから、二度も、まさに「決定的」なチャンスを創りだしてしまうんだよ。

そんなシーンを観ながら、選手たちが、少し、疑心暗鬼に陥ったかもしれない・・って感じた。

そして前半ロスタイム・・

爆発的なオーバーラップに、マークが追い付かず、フリーになった右サイドバックの北爪健吾に、ズバッと、同点ゴールをブチ込まれちゃうんだ。

たしかに、直前の二つのサイド攻撃からの絶対ピンチは、これぞ「城福浩ヴェルディ」って、究極の「集中力」で、しのぎ切った。

でも・・

そして、後半・・

そこでも、エスパルスの「意識と意志パワー」は、衰えを知らなかった。

ボール奪取プロセス(守備)の内実で、城福浩ヴェルディを上回っていたっちゅうことだよ。

とはいっても・・

彼らは、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、うまく機能させられず、ほとんどチャンスらしいチャンスを創りだせなかった。

逆に・・

チャンスの量と質という視点じゃ、城福浩ヴェルディが、勢いを取り戻したって言えそうだ。

そう、ヴェルディもまた、ボール奪取プロセス(守備)での「意識と意志パワー」を、増幅させつづけていたんだよ。

そしてゲームが、どちらに転んでもおかしくない、まさに「ダイナミックな動的展開」と呼べるような、エキサイティングマッチへと成長していったんだ。

まあたしかに、最後は、コーナーキックから、交替出場した、身長193センチのオ・セフンに、ヘディングで決勝ゴールをブチ込まれちゃったけれど・・

それでも・・

ゲームのなかで、しっかりとペースを「取り戻していった」ヴェルディ選手たちの、主体性プレー(主体的な闘う姿勢アップ!)には、何らかの、貴重な「体感」が内包されていたって思うわけだ。

とにかく・・

秋葉忠宏エスパルスが、最後の最後までブチかましつづけた、積極的&攻撃的サッカーに対しては、同じ「サッカー人」として、称賛と感謝の拍手をおくります。

そうだよ・・

エスパルスは、日本のサッカーシーンに欠かせない存在なわけだから・・ね。

逆に、城福浩ヴェルディでは・・

たしかに、前半の(前述した)3本の絶対的ピンチ(そのうちの一つが同点ゴール!!)と、オ・セフンのヘディングシュート場面には・・

反省しなきゃいけないコノテーション(言外に含蓄される意味)があった。

それでも、彼らが積み重ねている、攻守にわたる、積極的&攻撃的な「主体性プレー」は、称賛に値するんだよ。

彼らには、「そのまま」のベクトル上を、進化&深化していって欲しいと思う。

そう、大いなる目標を達成するためにね・・