2025_J1_第2節・・血湧き肉躍るギリギリの勝負だった・・堪能させてもらった・・(サンガvsレッズ、1-1)

すごかったネ~・・

両チームがブチかました、まさに「魂の闘い」。

とはいっても・・

そう、「魂」のエネルギーレベルとしては、チョウ・キジェ京都サンガに、一日の長ありとするのが、フェアな評価だと思う。

そう、ボール奪取プロセス(守備)での、「気持ちの入り方」。

特に、チェイス&チェック(寄せ)の内実では、かなりの時間帯、チョウ・キジェ京都サンガが、レッズを凌駕していた。

チェイス&チェック(寄せ)・・

「そこ」にこそ、選手のパーソナリティーの質が、如実に現れてくる。

わたしの表現では、攻守にわたるハードワークの量と質っちゅうコトね。

とにかく・・

優れたプロには、その「現象面」から、明白に、分かるんだよ。

・・あっ、コイツは、必死に、ボールを奪いにいってない(ぬるま湯の寄せ!)・・

・・ガンガン行けば、次、その次で、ボールを奪い返せるのに・・

・・コイツの「ぬるま湯プレス」で、周りの「闘う意志レベル」にも、悪い影響を与えちゃう・・

もちろん、チョウ・キジェが、そんな「ぬるま湯」を許すはずがない。

とにかくサンガでは、すべての「寄せアクション」に、「強烈な闘う意志」が充満しているって感じた。

もちろん、レッズも、サボッているわけじゃない。

それでも、チーム全体の「雰囲気」を、一つにまとめ、一体になって、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)の勢いを、極限まで高められていたかといったら・・

うん、言わずもがなかな・・

そこは、チョウ・キジェの、心理・精神的マネージメントのウデに、脱帽するしかないでしょ。

とはいっても・・

そう、時間を追うごとに、レッズの「意志の勢い」も、充実していったと感じた。

いや、サンガの「心理パワー」が、徐々に、落ち着いていった!?

もちろん、その「変化」にともなって、レッズは・・

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、「危険な匂い」を振りまけるようになっていった。

なんか、微妙なニュアンスのコラムになってしまったけれど・・

とにかく、冒頭で書いたように、全体としては、ギリギリの「魂の闘い」という表現が相応しい、秘術を尽くした、スーパーなせめぎ合いマッチではあった。

観ていて、わたしは・・

手に汗にぎりながらも、強烈なだけじゃなく、ある意味で「美しく」もある局面デュエルの内実に、舌つづみを打っていたよ。

ところで、渡邊凌磨のケガによって、グラウンドに立った、サミュエル・グスタフソン。

たしかに、ボール奪取プロセス(守備)では、全体的なダイナミズムに「プラスの勢い」を与えられるわけじゃない。

それでも・・

そう、ボール奪取プロセス(守備)で「穴」を創るコトなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、優れた「眼とスキル」によって、とても効果的な「ゲームメイク」を魅せていた。

どうなんだろうね~・・

わたしは、サミュエルの「全体的な価値」は、高いとは思うけれど、相手が、「あの」チョウ・キジェ京都サンガだったわけで・・

そこでの、ガチガチの「パワーのせめぎ合い」で、存在感を発揮できるかといったら・・

まあ、疑問符はつく。

さて、全体的な評価だけれど・・

攻守にわたる、チームとしての「組織的」な機能性にしても、最前線の「仕掛け人の個のクオリティー」にしても、両チームが同格だったってな印象が残った。

とはいっても・・

そう、最前線の「個のチカラ」という意味では・・

レッズは、先発以外にも、松尾佑介や長倉幹樹、そして中島翔哉など、ハイクオリティな「サブ選手たち」を抱えている。

レッズに、一日の長ありか・・!?

とにかく、血湧き肉躍るギリギリの勝負だった。

堪能させてもらった。