2026_女子アジアカップ準々決勝・・やっぱり、ボールがないところでのアクションの量と質ってなテーマかな・・イビツァ・オシムのウデの本質ってなテーマもネ・・(なでしこvsフィリピン、7-0)
まさに、一方的なゲーム・・
たしかに、チーム力の差を鑑(かんが)みれば、予想されたコトではあったけれど・・
だからこそ、ナデシコに対して、こんな注文を、提議したくなった。
そう、もっと、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、特に、最終勝負に関する、チーム内でのイメージング・シンクロの内実を、美しく(!!)高揚させよう・・
この準々決勝までのグループリーグにおける圧倒的なゲーム内容も含めて・・
もっとスマートに「崩し切れた」のでは・・
そんな(一種の!?)フラストレーションが、脳内を駆けめぐっていたんだよ。
もちろん、それは、相手ディフェンスの集中力が、まだ高みでキープされていた前半のコトね。
例えば・・
「エイヤッ!!」の勝負ドリブル、ロング&ミドル弾、アバウトなアーリー・クロスをブチかまし、その「こぼれ球」を狙うなどなどの仕掛けは、当然として・・
ナデシコのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を観ながら・・
そんな最終勝負プレーだけじゃなく、こんな可能性にも、チームとして勝負イメージングを「シンクロさせてもいいんじゃネ~~」か、なんていう思いが、アタマをめぐっていたのサ。
美しい「ラスト・スルーパス」に、もっとトライしてもよかったのじゃネ~のかってネ。
例えば、こんなシチュエーション・・
後方から、まったくフリーで、スペースをつなぐドリブルで上がってくるチームメイトがいる・・
めざすは、最前線に「たむろ」する、攻守プレイヤーたちの「密集」・・
もちろん、そのプレイヤーは、余裕をもってルックアップ出来ている。
そんなシチュエーションで・・
相手の最終ディフェンスラインのウラに広がる決定的スペースへ剥けて、「ズバッ!」と全力スプリントで「抜け出す」、決定的フリーランニングをブチかます。
あっと、たしかに何度かは・・
そんな状況での決定的フリーランニングが飛び出したよ。
そう、「あの天才」長谷川唯先生の、決定的フリーランニング等ね。
そして、そのときは・・
見事なタイミングで、グラウンダーや浮き球のスルーパスが通されたっけ。
もちろんソレが、美しい「ゴール機会」という成果を生み出したコトは言うまでもない。
でも、結局、そんな「美しいプロセス」が、ゴールを生み出すコトはなく・・
ナデシコは、前半ロスタイムでのコーナーキックまで、待つしかなかった。
だからこそ、こちらのフラストレーションも、高揚してしまったっちゅうわけだ。
そんな忸怩(じくじ)たるゲーム展開だったから、上記のようなアイデアが、アタマをもたげたっちゅうのみ道理でしょ。
えっ!?
どうして、中央突破のスルーパスってな最終勝負イメージに、脳裏が占拠されたかって!??
それはネ・・
男子の世界トップサッカーでも、頻繁に観察できる「現象」だけれど・・
2列目で、フリーのボールホルダーがルックアップしてラストパスを狙っているのに・・
足を止めた最前線のチームメイトたちが、相手の最終守備ラインの「ウラ」に走り抜けようとしないシーンが、あまりに目立ち過ぎているっちゅうコトさ。
もちろん・・
そう、ボールがないところでの、決定的な「抜け出しフリーランニング」を目撃するコトは、あるさ。
でも・・
そう、両者のイメージングが、うまく「シンクロ」せず、みすみすチャンスを逃してしまうってなシーンの多いのが、現実なんだよ。
そんな、美しい「最終勝負」を成就させられるシーンは、とても「希」なんだよ。
前述の、長谷川唯先生の決定的フリーランニングにしても・・
そう、このゲームじゃ、そんな美しい最終勝負チャレンジは、その後は、観られず仕舞いだった。
まあたしかに、正確なクロスや、「エイヤッ!」のドリブル勝負などで、加点しつづけたけれど・・サ。
ここで、強調したかったテーマは・・
現代サッカーでは、女子や男子プロに限らず、上述したような「最終勝負チャンス」が、星の数ほど存在しているっちゅう「事実」なんだ。
「両者の勝負イメージング」が、彼らのなかで、明確に「意識シェア」されていさえすれば、まさに、究極の「美しいコンビネーション」で、もっと、人々を魅了できるっちゅうコトさ。
もちろんわたしは、その「イメージング・シンクロの内実の難しさ」を、ちゃんと理解しているサ。
だからこそ・・
そう、クリストフ・ダウム、ヘネス・ヴァイスヴァイラー、リヌス・ミケルスってな世界サッカーのレジェンド連中とも、何度も、そのテーマで話し合っているんだよ。
クリストフ(ダウム)が、こんなコトを言っていた。
・・キーポイントは、やっぱり、最前線でフリーランニングで抜け出すプレイヤーだよ・・
・・ヤツらは、もう死ぬほどたかくさん、走ってもパスをもらえないってな、アタマにくる(結果としての無駄な!!)経験を積んでいる・・
・・そんなヤツらの足を動かし「つづけさせる」コトこそが、コーチの心理マネージメントのウデの証明になるんだ・・
そういえば・・
そう、「あの」イビツァ・オシムについてだって・・
当時のジェフの選手たちが、攻守にわたって、ものすごい形相で、走りまくっていたよね。
そして、そんな選手たちの「闘う姿勢」こそが、我々コーチ仲間での、イビツァに対するレスペクトの本質なんだよ。
