2024_J1_第37節・・さて、リーグ最終節・・お互い、心から、そして手に汗にぎって、トコトン楽しみ尽くしましょう・・(サンフレッチェvsコンサドーレ、5-1)

レビュー

ミヒャエル 対 ミハイロか~~(英語でいうと、マイケル 対 マイケル)・・

ゲーム前には、そんな微妙な情緒にアタマが支配されていた。

もちろん・・

昨日のリーグ戦の結果、コンサドーレの降格は、決まっていた。

それでも・・

個人的な関係ベースの「入れ込み」で、ゲーム分析に「偏り」が出てくるようじゃ、プロとして、失格だよね。

とにかく、そんな「微妙な情緒」に、左右されないコトを心がけて観戦しなければいけないと、自分自身に言いきかせるっちゅう体たらくだったんだよ。

そんな感じで、キックオフ。

そしてゲームを観ながら、まず、こんな発想が、頭に浮かんだモノさ。

不確実なファクターが満載のサッカーは、やっぱり、心理・精神的バックボーンが、主体的(!!)な、ギリギリプレーに、大きく影響するんだよな~~・・

いや、決して私は・・

ミハイロ札幌コンサドーレのプレーに、「十分に気が入っていない」なんて言おうとしているわけじゃないけれど・・

でも・・

そう、攻守にわたる、ギリギリの「勝負シーン」での、ボールがないところでのアクションの量と質が、ホント、微妙に「足りない」って感じられたんだよ。

・・コンサドーレのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、最終勝負プロセス・・

・・そこで、最終勝負スポットへ、ギリギリのタイミングで突っ込んでいく・・

・・そんな、3人目、4人目のフリーランニングの「勢い」に、十分な「勢い」が、乗っていない・・

・・もちろん彼らは、ボールを失った後のボール奪取プロセス(守備)をイメージングしているに違いないわけだけれど・・

・・そう、最終勝負シチュエーションでの、「エイヤッ!!」が、感じられないんだ・・

・・また、ボール奪取プロセス(守備)では、たとえば・・

・・相手のカウンター場面・・

・・追いつくかどうか分からないけれど、必死の全力スプリントで、追いかけるかどうか・・

・・等など・・

そんな、あまり眼に触れない、ギリギリの勝負アクションで、何か、「最後の半歩」が足りないって感じられたんだよ。

でも、それってサ・・

・・例えば、「まだまだ」降格リーグでの生き残りが期待できるかもしれないってな、ギリギリの勝負マインド(究極の心理マインド!?)のテンションが高ければ・・

・・やっばり、攻守にわたる、ボールがないところでのアクションの量と質は、かなり違ったモノになるはずだって感じたんだよ。

もちろん、ものすごく微妙なニュアンスだけれど・・

ミヒャエル広島サンフレッチェと、ミハイロ札幌コンサドーレの「それ」について、私は、そんな微妙な「差異」を感じていたんだよ。

もちろんコンサドーレは・・

「2-1」というリードを奪われて入った後半からは、そんな微妙な(受け身で「静」の!?)情緒は、どんどん反転していったよね。

そう、ミハイロ札幌コンサドーレは、これまでのような、魅力的な「攻撃サッカー」を魅せはじめたんだよ。

でも、逆にコンサドーレは・・

ボール奪取プロセス(守備)のバランスが、微妙に失われたことで(!?)、そのスキを、サンフレッチェに、ズバッズバッと、突かれてしまった。

まあ、仕方ない・・

さて、リーグ最終節。

これで、リーグ優勝は、最後の最後まで、分からなくなった。

トップのヴィッセルと、2位のサンフレッチェの勝ち点差は、わずかに「1」。

結果は、神のみぞ知る。

でも私は、両チームの最終節について、こんなコトを「イメージング」しているんだ。

勝ち点が同じになった場合、得失点差で大きく水を空けているサンフレッチェが、優勝。

それを考えれば、ヴィッセルは、最終節に、絶対勝たなければならない。

少なくとも、絶対勝利を大前提に、すべての準備を整えなきゃ、いけない。

そんな彼らが対峙するのは、調子がアップしている山口智ベルマーレ。

彼らを、ホームで迎え撃たなければならないわけだ。

簡単な相手じゃない。

もちろんベルマーレは、相手の「胴上げ」を見たくないだろうから、気合いを入れてゲームに臨んでくるはず。

すごい勝負になるに違いない。

対する、サンフレッチェ・・

彼らは、アウェーで、これまたサッカー内容が、どんどん充実している(そのコトは天皇杯決勝でも明確に感じさせた!!)ガンバのホームに乗り込んでいく。

もちろんサンフレッチェも、勝つことが、リーグ優勝の前提だよ。

でも・・

前述したように、もしヴィッセルが、ベルマーレに敗れるようなコトが起きた場合・・

サンフレッチェは、引き分け「でも」、優勝シャーレを手にすることが出来る。

わたしは、「強い」ガンバは、勝ちにくるはずだと思っている。

ということは、このゲームは、まさに「ガチンコの勝負」になるでしょ。

そして、両チームが秘める、「底力」が試されるっちゅうわけだ。

そんなゲーム展開・・

わたしは、ミヒャエル広島サンフレッチェに、ものすごく微妙な「長」があるって思っている。

あっ、スミマセン・・

そんなコトは、神様に一存していれば、よかったんだっけネ。

へへっ・・

とにかく、皆さんも、最終節を、心から、そして手に汗にぎって、トコトン楽しみましょう。