2024_J1_第28節・・ありゃりゃ、レッズ対フロンターレが豪雨で中止になっちゃった・・ということで、急遽、マリノス対セレッソの観戦に切り替えた(ちゃんと始めから観たよ!)・・この試合については、ポイントだけをビックします・・(マリノスvsセレッソ、4-0)

レビュー え~~っ!?

スーパーマッチへと「成長」していく気配を魅せていたレッズ対フロンターレ。

それが、豪雨のために、ハーフタイムで、中止になってしまった。

ホントに・・

グラウンドに「水が浮く」までは、両チームともに、人とボールの動きがビューティフルな、美しい質実剛健サッカーを魅せつづけていたんだよ。

たまに、これまたビューティフルな、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションもブチかましながらね。

ということで、レッズ対フロンターレ戦は・・

とてもレベルの高い、ピューティフルマッチになりそうだったんだ。

そんななかで、レッズの渡邊凌磨が魅せた・・

最後の瞬間での、決定的スペースへの爆発ダッシュ・・

その先制ゴールもまた、ビューティフルだった。

わたしは、グラウンドの「水たまりの増加」を心配しながらも、両チームが展開する、素晴らしい「人とボールの動き」に、酔いしれていたんだ。

それが・・

まあ、神様には、勝てないよな。

ということで・・

マリノス対セレッソ戦を、前半から見直すことにした次第。

そして、すぐに、感じていた。

・・思った通り、ハリー・キューエルの後を受けた、ジョン・ハッチンソンは、良い仕事をしている・・

・・何が、よくなったかって??・・

・・そりゃ、選手たちが、攻守にわたって、しっかりと仕事(ハードワーク)を、自ら、探しまくりはじめたことさ・・

・・そう、攻守にわたる、主体性プレーの内実が、アップしたんだ・・

・・そのバックボーンは、もちろん、意識と意志ポテンシャルのアップ・・

・・そう、ジョン・ハッチンソンは、心理マネージャーとしても、優れたウデを秘めている・・

わたしは、彼の、(暫定!?)監督としての初陣を観ながら、選手たちの、攻守にわたる「躍動感」に、大きな差を「観ていた」んだ。

もう何度も書いているけれど・・

結局選手たちは、どんな状況でも、自らのイメージングに基づいて考え、観察し、予測しながら、決断してリスクにもチャレンジしていかなきゃ、良いサッカーなんて、望むべくもない。

ところで・・

ジョン・ハッチンソンが、「何を変えたのか・・?」ってな議論が、かしましい。

ウルサイね~・・

彼が変えたのは、選手たちの「心」なんだよ。

彼は、選手を、「解放」したんだ。

そう、自由を与え、それぞれが、究極の「主体性プレー」を志向するように・・。

このことは、たぶん、ミヒャエルのトコロも、同じだと思う。

あっ、ミヒャエル・スキッベが率いる、サンフレッチェ広島ね。

ミヒャエルも、ジョン・ハッチンソンも・・

変な戦術論をひけらかし、「カタチ」から入るような愚を犯さないっちゅうことさ。

試合がはじまってしまえば、監督ができることは、限られている。

そんななかで、選手たちは、自信と確信レベルを進化&深化させながら、主体的に「仕事」をさがしつづけるんだ。

そんな(主体性プレーをブチかませる!)チームこそが、未来を切り拓いていけるんだよ。

あっと、とにかく・・

ジョン・ハッチンソン横浜マリノスが、素晴らしいゲームを魅せたということが言いたかった。

相手が、「あの」とても強い小菊昭雄セレッソだからネ。

まあ、たしかに前半は苦労した。

でも、忍耐強く、自分たちに、ホンモノのイニシアチブが流れてくるように、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)をブチかましつづけた。

そして、めぐってきたチャンスで、ことごとくゴールをブチ込んだ。

ということで・・

ジョン・ハッチンソン横浜マリノスにとって・・

この、内容と結果が「一致」したエキサイティングサッカーには、とても大きな価値が内包されていると、感じていた筆者なのであ~る。

へへっ・・