2025_J1_(変則)第5節・・最高集中力でゲームの推移を追いかけていた・・疲れたけれど、それは、それで、終わってみれば、心地よい疲れではあった・・(ヴィッセルvsサンフレッチェ、1-0)
強豪同士の、まさに、ガップリ四つのゲーム。
そんな、エキサイティング極まりない勝負マッチだった。
ボール奪取プロセス(守備)、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)、そして、ゴール機会の内実においても、まさに互角だったんだよ。
でも最後は、勝利の女神は、ヴィッセルに微笑んだ。
もちろん、彼らが、その勝利を、自らの努力で「呼び込んだ」という表現だって、的外れじゃない。
それほど彼らも、攻守にわたって、全精力を出し切った勝負プレーをブチかましたんだ。
そんなギリギリの勝負マッチだったから、局面での、ポイントになったプレーを抽出することには、深い意味は、見いだせなかった。
ホントに、小さなトコロでの、小さなポジショニングミスとか、共有イメージングのミス、はたまた素晴らしい仕掛けプロセス等など。
このゲームが、ギリギリの勝負マッチだったからこそ、それら一つひとつにスボットを当てるなんてコトは、ナンセンスだと思ったね。
とはいっても・・
両チームが、最後の最後まで、ブチかましつづけた、攻守にわたる、最高レベル主体性プレーの内実を振り返ることには、有意義な「学習機会」が内在していたことは確かな事実。
でもここでは、そんなふうに、重箱の底をつつくようにケーススタディをするのではなく・・
両チーム選手たちは、攻守にわたって、ものすごい集中力で、主体的に、仕事(≒攻守ハードワーク)を探しまくっていたコトの方を注視したい。
そう、この試合では、そんな、両チームによる、「最高出力のメカニズム」こそが、真の「見所」だったんだよ。
もちろん、互いにミスはあった。
サッカーは、ミスの繰り返しだからね。
だからこそ、相互に補うコトも含め、「ミスの修復」こそが、ホンモノの主体性プレーとも言える。
わたしは、その視点も含め・・
小さな局面プレーだけじゃなく、チームとしての「主体性プレーの相互補完メカニズム」、人とボールの動きと、その「リズム・マネージメント」などに、目や耳を凝らしていた。
そして思った。
両チームともに、とても立派なサッカーを魅せている(魅せようと努力している!!)。
そんな、両チーム選手たちの、ホンモノのプロ意識にも、いたく、心を動かされたモノさ。
たしかに、観ていて疲れたけれど、それは、それで、心地よい疲れではあった。
ということで、今日は、こんなところです。